公開日:2024年1月23日
執筆者:水口貴博

問題解決力を高める30の方法

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定石ばかりでは、面白くない。

定石ばかりでは、面白くない。 | 問題解決力を高める30の方法

問題には、定石があります。

問題ごとに最善と考えられる手があり、それに従って物事を進めていくのが最も安全・確実とされています。

もちろん問題では、定石が基本です。

定石がわかれば、迷うことはありません。

定石は、問題解決の近道です。

実績もあって信頼もできて、解決も早くなります。

問題が起こった瞬間、定石がぱっと思い浮かぶことがあるでしょう。

しかし、定石ばかりも面白くありません。

定石とは、言い換えると、決まり切ったパターンです。

いつも同じパターンばかりでは、単調で飽きてしまいます。

新しい方法を試すチャンスもなくなります。

成長スピードのある棋士は、時に定石外の手に打って出ます。

定石を熟知したうえで「実はこの手のほうが良いのではないか」と思ったら、勇敢にチャレンジします。

そうして、どんどん新しい手を開拓していき、実力を伸ばしていくのです。

余裕があるなら、たまには別パターンにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

「定石外にもチャレンジしてみる」ということです。

実際にやってみなければわからないこともあります。

定石ではないからといって悪いとは限りません。

いつもと違う方法で実績がなかったとしても、いざ試してみると、そちらのほうが良かったというケースはよくあります。

定石を知らないまま適当に進めるのは良くありませんが、定石を熟知したうえで定石外にチャレンジしてみるなら悪くありません。

新しい定石を発見できる可能性は大いにありうることです。

「こちらの方法のほうがいいね」とわかれば、解決の幅も広がります。

問題が起こったときは、チャレンジ精神も大切です。

問題解決の選択肢が1つ増えることになり、問題解決力の向上につながるのです。

たとえ失敗で終わったとしても、無駄ではありません。

それはそれで1つの経験になります。

「やっぱり定石は正しい」ということを再確認できます。

チャレンジしたという経験も残るのです。

問題解決力を高める方法(10)
  • たまには定石外にもチャレンジしてみることです。
解決できない方法にも目を向ける。

問題解決力を高める30の方法

  1. 問題解決力のある人は「できない理由」ではなく「できる理由」を述べる。
  2. 「どうせ解決できない」と考えるのではない。
    「どうすれば解決できるか」と考えるのだ。
  3. 問題解決は、消極的になっていると、うまくいかない。
  4. トラブルのときも「ご褒美作戦」が効果的。
  5. 「終わった」なんて言わないこと。
  6. 複雑な問題は、紙に書いて整理すれば、シンプルになる。
  7. 解決できる問題か、解決できない問題か。
  8. 解決法が複数ある場合は、メリット・デメリットも書き出そう。
  9. ゲームとして考えると、問題解決力が格段に高まる。
  10. 定石ばかりでは、面白くない。
  11. 解決できない方法にも目を向ける。
  12. 原因がわからなくても、あれこれ試してみることが大切。
  13. 大きな問題を、細切れ時間で解決するのは難しい。
  14. 「くだらないトラブル」という言い方は、やめておくほうが良い。
  15. 考えすぎるタイプは、問題解決も遅くなる。
  16. トラブルは、テンションを上げて立ち向かうのが良い。
  17. 時にはカフェインに頼ってみるのも悪くない。
  18. 過去に解決できなかったトラブルが起こったとき、どうするか。
  19. 着替えには、問題解決力を高める効果がある。
  20. 同じトラブルが繰り返されるのは、悪い習慣が原因。
  21. 待機する必要があるときは、待機するのが仕事。
  22. どれだけトラブルの愚痴を言ったところで、解決はしない。
  23. 実行に移す前の再確認が重要。
  24. 計画どおりにいかなくても、驚かない、慌てない、腹を立てない。
  25. 解決不可能だからといって、自暴自棄になってはいけない。
  26. 「あっさり解決した」というのは「やるべきことをやった」ということだ。
  27. 時間や資金の余裕がなくて着手できないとき、どうするか。
  28. 問題を解決できているのに、それ以上心配しても仕方がない。
  29. 問題が長引いているのは、中途半端な対応が原因ではないのか。
  30. 時間を気にしない生活も、素晴らしい。

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