問題解決は、余裕があるときなら、それほど難しくありません。
普通に着手すればいいだけです。
まとまった時間があれば、じっくり腰を据えて集中的に取り組めます。
時間がかかる問題も、時間があればこそ解決できます。
資金に余裕があれば、専門家の力を借りることも容易です。
お金の力で問題を解決することも可能になります。
難しいのは「着手したくても余裕がなくてできない」というケースです。
繁忙期のため時間を捻出できなかったり、出費の多い時期で金銭的な余裕がなかったり。
時間や資金が足りず余裕がない状態だと、着手したくてもなかなか難しいものです。
重要性・緊急性の低い問題であれば、ある程度の猶予があります。
ただし、重要性・緊急性が低いとしても、問題であることに変わりはないため、いつかは着手しなければなりません。
ここで大切なポイントが2つあります。
まずいったん保留して「今すぐ着手はできないが、後から必ず着手する」ということにします。
そして大まかでいいので、ある程度の時期を決めておきましょう。
たとえば「繁忙期が終わって一段落ついたら取り組もう」「次のボーナスが入ったら真っ先に対応しよう」といった具合です。
明確な日程は決められなくても、大まかな時期なら決められるはずです。
2つ目のポイントは「ToDoリストに入れておく」ということです。
頭で覚えると忘れてしまうので、ToDoリストに書き込んで、今後のタスクとして管理するようにしましょう。
直接カレンダーやスケジュール帳に書き込むのもOKです。
忘れないようにすることが大事であり、付箋に書いて、目につくところに貼っておく方法も悪くありません。
もちろん都合が悪くなければ、変更することもOKです。
余裕があるときであれば、きちんと解決できるのです。