問題に取り組むとき、大きな理由を述べる人がいます。
「社会貢献のために全力を尽くします!」
「困っている人のために頑張ります!」
理由は、事を起こすにあたっての根拠となります。
大きな理由であればあるほど、高いモチベーションを維持できるような気がします。
たしかに立派な響きがあって、かっこいいもの。
周りの人も「素晴らしい」「頑張って」と応援してくれるでしょう。
もちろん大きな理由もいいのですが、実際はもっと普通の理由でいいのです。
難しく考える必要はありません。
シンプルに「仕事だから」という理由でいきましょう。
普通に仕事だから取り組むのです。
小さな問題が発生したときも「仕事だから」という理由でいきましょう。
大きな問題・難しい問題が発生したときも「仕事だから」という理由でいきましょう。
地味な理由に思うかもしれませんが、これほど強力な理由もありません。
自分の職務を全うするためにやるべきことをやるだけです。
仕事と思えば、自然と体が動きます。
心の中では「やりたくない」「問題から逃げたい」と思っていてもいいのです。
面倒であろうと、気が乗らなかろうと「仕事だから」と思えば、重い腰も上がります。
とりあえず動けるのです。