ピンチのとき、法に触れることはしないよう注意しましょう。
至極当たり前のことであり、言うまでもないことですが、ここはしっかり襟を正しておきたいところです。
ピンチのときは余裕がありません。
ぎりぎりの切羽詰まった状況のため、判断力が低下しがちです。
わらをもつかむ思いがあると、正常な判断が難しくなり、ふと悪い考えが浮かびやすい。
「少しくらいいいだろう」「ばれなければ大丈夫だろう」となることが多く、魔が差しそうになるのです。
しかし、悪い考えが浮かんだとしても、思うだけで終わらせておきましょう。
うっかり法に触れることをしてしまっては大変です。
「ちょっとくらいいいよね」もNGです。
「あのときは余裕がなかった。ピンチで仕方なかった」と弁解しても、許してもらえません。
犯罪は犯罪です。
「魔が差しただけ」と言ったところで、罪を犯したことに変わりありません。
「ごめんなさい」と済まされないこともあります。
ますますトラブルが大きくなり、ピンチどころの騒ぎでは済まなくなります。
どんな状況であっても、法に触れることは厳禁です。
どれだけ大変なピンチであろうと、法に触れることだけはしないよう注意してください。
しっかり理性を保ち、自分をコントロールすることが大切です。
私に限ってそんなことはないと思うかもしれませんが、油断は禁物です。
極限状況に陥ると、誰でも普段の判断力を保つのは難しくなります。
悪い考えが浮かんでも、自分に「ダメだ」と言い聞かせること。
魔が差してしまいそうなら、その場から離れたり、深呼吸で自分を取り戻したりしましょう。