公開日:2023年11月11日
執筆者:水口貴博

ピンチを楽しむ30の方法

  • ピンチにパンチをお見舞いしよう。
ピンチを楽しむ30の方法

ピンチは、神様からの抜き打ちテスト。
どれだけ難しくても、必ず解法が存在する。

ピンチは、ある日突然襲ってきます。
音も気配もありません。
何の前触れもなく、突然目の前にピンチが現れるのです。

ピンチにパンチをお見舞いしよう。

ピンチになったら、こんなユーモアを言いましょう。
「ピンチにパンチをお見舞いする」と。
ばかばかしいと思うかもしれませんが、ちょっと待ってください。

解決策が見つかれば、ピンチの半分は終わっている。

ピンチで一番大変なのは、解決策を見つけるまでの時間です。
どうすればいいかわからないときは、途方もない不安に襲われます。
強い危機感があって、いても立ってもいられません。

なぜ占いの結果が良いのに、ピンチが起こるのか。

朝、テレビで見た「今日の占い」は「最高」でした。
「素晴らしいことが起こりそう」「人生が変わる出来事があるかもしれません」というポジティブな内容でした。
今日の占いが良いと気分が良いものです。

「人の力を借りることも仕事の1つ」

ピンチのときは、人の力を借りることが有効です。
膨大な仕事や難しい仕事は、人の力を借りられれば、簡単に片付きます。
解決策を考えるときも、なかなか良い方法が浮かばなければ、素直に人の知恵を拝借するのが良い。

ピンチは、にこにこしながら対応するのが良い。

ピンチの鍵は「表情」にあります。
ピンチだからといって、怖い顔をしないことです。
ピンチのときはストレスの影響から、鬼のような形相になりがちです。

ピンチのない人生ほど、つまらない人生はない。

誰もが「ピンチなんて経験したくない」と言います。
「ピンチを経験したいですか」と聞かれたら、誰もが「NO」と即答するでしょう。
では、逆に考えてみてください。

修正を楽しむ。
改善を楽しむ。

ピンチのときは、修正や改善が必要になる場面があります。
修正や改善をするとき、ため息をつきながら取り組んでいませんか。
「つまらない」「面白くない」「嫌だ、嫌だ」と思いながら、死んだよう目で取り組んでいませんか。

ピンチのときに聴く音楽を決めておこう。

ピンチのときに借りるのは「人の力」だけではありません。
「音楽の力」も借りましょう。
あなたには、ピンチのときに聴く曲はありますか。

人のアドバイスに「なるほど」と答える人が、ピンチを乗り越える。

ピンチを乗り越えられるのは、人のアドバイスに「なるほど」と答える人です。
アドバイスをいただいたとき、否定的な返事をする人が少なくありません。
「同僚に手伝ってもらったら?」と言うと「でも、申し訳なくてできません」と言います。

形だけの謝罪だから、許してもらえない。
心からの謝罪だから、許してもらえる。

「謝っているのになかなか許してくれない」と言う人がいます。
そういう人に共通しているのは「形だけの謝罪」です。
申し訳ないと思っていなかったり、とりあえず頭だけ下げていたりする状態だったりします。

ピンチのときの借金には、十二分に注意する。

ピンチのときの借金には、十二分注意してください。
絶対借金がダメというわけではありません。
外部の力を頼る場合、お金が欠かせません。

トラブルが起こったら、自分にお祝いの声をかけよう。

トラブルが起こったら、自分にお祝いの声をかけましょう。
「トラブル、おめでとう!」と。
どこがおめでたいことなのかと思いますが、おめでたいことなのです。

ピンチを乗り越えた快感は、ピンチを乗り越えた人しか味わえない。

ピンチを乗り越えたときは「独特の快感」があります。
普通に仕事をやり遂げたときの快感とは、ひと味違います。
喜びといい、安心感といい、達成感といい、独特の快感があるのです。

ピンチのときこそ、ストレス対策が重要。

ピンチに立ち向かうときは、ストレスに注意してください。
ピンチのときは、普段以上に多くのストレスを抱えがちです。
ただでさえピンチのストレスがあるのに、そのうえ仕事のストレスも重くのしかかります。

「お知恵を拝借させてください」のフレーズを使えば、快く相談に乗ってもらえる。

ピンチのときは、人に相談することが有効です。
自分一人の頭には限界があっても、人の相談すると、あっさり良い方法が見つかることがあります。
しかし「助けてください」「力を貸してください」という一言は、なかなか言いにくいもの。

叱られたら「申し訳ございません」から始めることが大切。

叱られたら「申し訳ございません」と謝りましょう。
当たり前のことだと思うかもしれません。
ところが、いざピンチの場面となると、この当たり前のことが急にできなくなる人が増えます。

ピンチのときほど「配慮の心」を忘れない。

ピンチのときは「自分、自分」となりがちです。
切迫した状況なので、自分のことや目の前のことで精いっぱいとなり、自分本位となりがちです。
視野が狭くなって、なかなか相手や周りのことを考える余裕がありません。

同じ立場の人を思い浮かべると、安心感が生まれ、やる気も湧いてくる。

ピンチで苦しんでいるのは世界で唯一自分だけ、ということはありません。
世の中は広大です。
ピンチの内容は違っていても、世界を見渡せば、自分と同じようにピンチで苦しんでいる人はほかにもいます。

普通のトラブルを、ピンチと呼ばない。

「トラブル」と「ピンチ」を区別することです。
トラブルとは、もめごと、故障、不調のことをいいます。
ピンチとは、追いつめられて非常に苦しい状況のことをいいます。

「どうでもいい」ではなく「何とかする」と考えよう。

ピンチになったとき「どうでもいい」と言う人がいます。
「どうにでもなれ」
「もうどうでもいいよ」

どれだけ大変なピンチでも、法に触れることはしない。

ピンチのとき、法に触れることはしないよう注意しましょう。
至極当たり前のことであり、言うまでもないことですが、ここはしっかり襟を正しておきたいところです。
ピンチのときは余裕がありません。

「何もしないのがベスト」ということもある。

ピンチを乗り越えるとき「何もしないのがベスト」というケースがまれにあります。
「乗り越える」という響きのためでしょうか。
「ピンチを乗り越える=何かをしなければいけない」と考える人が多いのではないでしょうか。

「かっこいい姿を見せたい」という気持ちも、素晴らしいモチベーション。

ピンチを乗り越えるときの動機は何でもかまいません。
「かっこいい姿を見せたい」でもいいのです。
不純な動機に思う人もいるかもしれませんが、そんなことはありません。

トラブルが多いのは、たくさんチャレンジができているからだ。

あなたは、日頃からどのくらいトラブルを経験しますか。
どれだけミスや失敗をしているか。
どれだけ叱られているか。

スムーズに仕事をする上司だからといって、今までトラブルがゼロだったわけではない。

あなたの職場に、スムーズに仕事をする上司はいませんか。
大きなトラブルを起こすこともなく、手際よく仕事をする上司がいて、憧れたり尊敬したりすることがあるでしょう。
その上司に「どうしてトラブルが少ないのですか」と聞いてみてください。

相談しても、相談しまくるな。

トラブルになったとき、相談しまくるのは要注意です。
相談をすること自体はいいのです。
自分一人の頭では限界があります。

できないときは、できないことをはっきり伝えるのが良い。

できないときは、きちんとできないことを伝えたほうがいいのです。
断るとき「難しい」「厳しい」という言い方がよく聞かれます。
もちろん日常で使う分にはいいのです。

「知っていることばかりだった」より「大切なことを再確認できました」。

本の感想に「知っていることばかりだった」と書く人がいます。
「目新しいことはなかった」「当たり前のことしか書いてなかった」という記載も見かけます。
ネットのブックレビューでよく目にする感想です。

ピンチを乗り越えた後は、お礼行脚。

ピンチを乗り越えた後は何をしますか。
問題を解決した後はほっと一息つきたいところですが、もう1つ大切なことがあります。
お礼行脚です。

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