ピンチを乗り越えた後は何をしますか。
問題を解決した後はほっと一息つきたいところですが、もう1つ大切なことがあります。
お礼行脚です。
ピンチのとき、助けてもらったりお世話になったりした人がいるでしょう。
「助けてもらったまま」「お世話になったまま」では寂しいもの。
ピンチを乗り越えた後は、大きな安心感からお礼を忘れがちです。
一言でいいのです。
お世話になった人に、あらためてお礼を伝えましょう。
「お世話になりました」
「おかげさまで無事解決できました」
「本当にありがとうございました」
「乗り越えられたのは○○さんのおかげです」
「感謝の気持ちでいっぱいです」
何人かいるなら、それぞれにお礼を伝えたい。
一言だけでもかまいません。
お礼を言われて嫌な人はいません。
「力になれて良かった」と喜んでもらえます。
遠くにいて直接会えない人なら、電話やメールでお礼を伝えましょう。
電話1本・メール1通は、大した手間ではないはずです。
「お礼は、助けてもらったときに一度伝えた」という人もいるかもしれません。
それなら2回目のお礼です。
2回お礼を言えば、感謝の気持ちをより強調できます。
その人がいなければ、ピンチを乗り切れなかったかもしれません。
考えようによっては「恩人」とも言えるのではないでしょうか。
お礼を伝えることは、今後の人間関係にもプラスに働きます。
いつか再びピンチに見舞われることがあれば、また手を貸してもらえるかもしれません。
きちんとお礼が言える人は、愛されるのです。