ピンチのときは、人の力を借りることが有効です。
膨大な仕事や難しい仕事は、人の力を借りられれば、簡単に片付きます。
解決策を考えるときも、なかなか良い方法が浮かばなければ、素直に人の知恵を拝借するのが良い。
人生経験が豊富な人は、多くのピンチを乗り越えてきているので、それだけ知識や知恵を兼ね備えています。
「三人寄れば文殊の知恵」という言葉があるように、1人で考えるより、複数人で考えたほうが良い解決策が生まれるものです。
人の力を借りれば、あっさり解決することが少なくありません。
人の力を借りることは、不可能を可能にする力があるのです。
ところが、ピンチにもかかわらず、なかなか助けを求めない人がいます。
「自分のことは、何が何でも自分でやる」の一点張りです。
人生に関わるようなピンチであっても、断固として人の力を借りません。
自分の身に起こったことだから、誰にも頼らず、自分一人で何とかするものという考えにとらわれているのです。
特に真面目な人や責任感の強い人に見られます。
もちろん自分の責任を果たす姿勢は素晴らしいのですが、それでは1人の限界を超えられません。
1人の力にこだわっていると、ピンチを乗り越えるのは困難です。
乗り越えられるピンチも乗り越えられなくなります。
人の力を借りることに抵抗があるなら、おすすめの考え方があります。
「人の力を借りることも仕事の1つ」と考えましょう。
考え方を変えれば、感じ方も変わります。
仕事の1つと思えば、人の力を借りる抵抗が小さくなるのではないでしょうか。
むしろ仕事なのですから、どしどし積極的に人の力を借りたい。
たくさん人の力を借りたら、たくさん仕事をすることになります。
ヘルプの声を上げましょう。
自分の殻を破るチャンスでもあります。
人の力を借りることも仕事の1つなのですから、気にすることはないのです。