叱られたら「申し訳ございません」と謝りましょう。
当たり前のことだと思うかもしれません。
ところが、いざピンチの場面となると、この当たり前のことが急にできなくなる人が増えます。
開口一番、言い訳から始めてしまうのです。
「知らなかったんです」
「気づかなかったんです」
「時間がなかったんです」
「忙しかったんです」
「睡眠不足だったんです」
「体調が悪かったんです」
「スマホを落としたんです」
「ほかの仕事の対応中だったんです」
おそらくそれは本当のことなのでしょう。
やむを得ない事情があって、相手に迷惑をかけたりトラブルが起こったりすることもあります。
しかし、本当のことだとしても、言い訳から話し始めるのはNGです。
自分の非を認めない姿として映ります。
ぐちぐち言い訳をすると、責任転嫁や自己保身の印象が強くなります。
ますます相手を怒らせてしまい、ピンチが深刻になっていくのです。
叱られたときは、まず素直に謝りましょう。
「申し訳ございません」から始めることが大切です。
余計な弁解はしません。
したくても、喉のところでぐっとこらえます。
自分に非があるなら、素直に認めます。
素直に謝れば、相手が怒りが収まるのも早くなります。
説明しなければいけないことがあるなら、十分謝った後で伝えましょう。
特別な事情や不可抗力があって、情状酌量の余地もあるかもしれません。
十分謝ったうえで事情を話せば、相手も耳を傾けてくれるはずです。