美術鑑賞をより深く味わうためにはどうすればいいのでしょうか。
作品リストを活用した、美術鑑賞の楽しみ方があるのでご紹介します。
美術館では、展覧会の入り口すぐのところに作品リストが置いてあります。
作品リストを手に取り、鑑賞中、ぴんときた作品に鉛筆でチェックを入れていきましょう。
全作品を一通り見終えた後、チェックを入れた作品をもう一度じっくり鑑賞するのです。
感動をもう一度楽しめます。
2回目の鑑賞となるので復習できます。
より印象深くなって記憶にも残りやすくなります。
1回目とは違った印象を受けることも少なくありません。
美術鑑賞の余韻がますます高まるのです。
チェックの入った作品リストが、思い出の品にもなります。
帰宅してから、チェックを入れた作品について調べてみるのもおすすめです。
ぴんときた作品は興味関心が向いているので、すいすい頭に入ってきます。
「なるほど、こういうことなのか」と良い勉強になり、驚きと感動を楽しめます。
解説パネルや音声ガイドでも紹介されていない情報を見つけることも少なくありません。
作品の意外な裏話を発見できることもあるのです。