美術館に入ると、どうしてあれほど澄み切った気持ちになるのでしょう。
美術館は、大きな宝石箱だからです。
美術館の中は、外と違った空気が流れています。
清らかな静寂と落ち着いた雰囲気に満ちていて、心地よい空間が広がっています。
どの美術館にも素晴らしい作品の数々が展示されていて、発見や感動と出会えます。
「すごい!」
「なんて美しいのだろう!」
「世の中にはこんな素晴らしいものがあったのか!」
私たちは美しいものや素晴らしいものを目にすると、心が奪われます。
作品を鑑賞するにつれて清らかな気持ちになり、癒やされていきます。
作品を一つ一つ見るたびに心が洗われていくのが自分でもわかる。
美術館では数々の作品を通して新鮮な刺激や価値観が得られます。
芸術に対する見識も高まり、世界観も広がります。
しばし夢のような時間を過ごせるでしょう。
ちょっと落ち込んでいても、美術館で鑑賞を楽しむと、自然と元気が戻ってくるから不思議です。
美術館は、心を豊かにする場所です。
美術鑑賞の時間は、心を豊かにする時間です。
美術館に入る前と後のあなたは、別人になっているのです。