執筆者:水口貴博

美術鑑賞を楽しむ30の方法

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美術鑑賞をするときの3つの基本ステップ。

美術鑑賞をするときの3つの基本ステップ。 | 美術鑑賞を楽しむ30の方法

美術館では、どのように美術鑑賞をしていけばいいのでしょうか。

もちろん鑑賞法に決まりがあるわけではありません。

個人が自由に鑑賞すればいいのですが、基本の鑑賞ステップがあります。

次の3ステップを踏むことで、誰でもスムーズに美術鑑賞を楽しんでいけます。

(ステップ1)
作品を見る

まず作品を鑑賞します。

解説パネルは見ないで、まず作品鑑賞から入るのがポイントです。

ぱっと全体を見て、作品の第一印象を楽しみましょう。

数歩後ろに下がって、少し引いた位置から作品全体を鑑賞します。

色使い、構図、造形、デザインなど、受ける印象があるはずです。

目に焼き付けるように、じっくり鑑賞に集中しましょう。

テーマ、シチュエーション、メッセージ性、背後にあるストーリーなどにも意識を向けながら鑑賞します。

全体を見たら、次はマクロの目からミクロの目に切り替えます。

作品の細部にも目を向けて、気になるところに注目しましょう。

(ステップ2)
解説パネルを見る

作品を鑑賞したら、次に解説パネルを確認します。

音声ガイドを持っているなら、この時点でスイッチを入れます。

作家名・作品名・制作年などの作品データをチェックして、詳しい解説があれば目を通しましょう。

詳細を確認すれば、作品の理解が進み、鑑賞の面白さを高めてくれます。

作品によっては隠れたメッセージやユニークな誕生ストーリーがあることも少なくありません。

描写の意味がわかることで納得が得られ、感動も増えます。

(ステップ3)
もう一度、作品を見る

解説パネルを読み終わって内容を理解したら、もう一度作品を眺めます。

解説パネルを読んでから鑑賞すると、最初に作品を見たときとは違った印象を受けるでしょう。

しみじみと深く感じられ、より深くまで味わえるようになります。

じっくり鑑賞すれば完了となり、余韻に浸りながら次の作品に進みます。

美術鑑賞を楽しむ方法(14)
  • 美術鑑賞では、3つのステップを大切にする。
まずお気に入りを1つ見つける。

美術鑑賞を楽しむ30の方法

  1. 美術館は、心を豊かにする場所。
    入館の前と後のあなたは、別人になっている。
  2. 美術鑑賞は「見たいな」と思う展覧会を見つけることから始まる。
  3. ネットでの美術鑑賞で満足してはいけない。
  4. 美術鑑賞を高尚なものだと考えない。
    肩の力を抜いて、気軽に楽しむことが大切。
  5. 展覧会に足を運ぶ際は、予習をしておこう。
  6. 美術館は、できるだけ平日の朝一に行くのが良い。
    夜間に開館しているなら、ナイトミュージアムもおすすめ。
  7. 美術館は、身軽な服装で行こう。
    靴はスニーカーがベスト。
  8. 劇場や美術館に入るときは、入り口に注目しよう。
    芸術鑑賞の時間は、劇場や美術館の入り口から始まっている。
  9. 音声ガイドを借りると、理解がすいすい進む。
    美術鑑賞がもっと楽しくなる。
  10. 美術鑑賞中は、マナーモードが基本。
    できれば機内モードがベスト。
  11. 鑑賞中の会話は認められている。
    ただし、大きな声での会話は控えるのがマナー。
  12. 撮影禁止の作品は撮影しない。
    作品ごとに一つ一つきちんと確認する。
  13. 美術品を見る時間より、解説パネルを見る時間のほうが長くなっていませんか。
  14. 美術鑑賞をするときの3つの基本ステップ。
  15. まずお気に入りを1つ見つける。
  16. すべての作品をじっくり鑑賞しなくていい。
    ぴんときたものだけ、時間をかけてじっくり鑑賞する。
  17. 至近距離で見るのはいいが、全体を見ることも忘れてはいけない。
  18. 作品リストを活用した、美術鑑賞の楽しみ方。
  19. 「家に飾るならどれにするか」という視点で鑑賞すると、面白い。
  20. 着席スペースがあれば、無理をせず座ろう。
    着座位置から鑑賞するのも面白い。
  21. 単眼鏡は、美術鑑賞をより深く味わうためのアイテム。
  22. 美術品を見るときは「制作年」もチェックしよう。
    昔の作品が美しく残っていることは感動に値する。
  23. なぜスタッフに質問しても、きちんと答えてもらえないことが多いのか。
  24. 気になる画家や作品が見つかったら、後から深く調べよう。
  25. 常設展にも足を運ぼう。
    美術館の「核」に当たる作品と出会える。
  26. ガイドツアーがあれば要チェック。
    入館料以上の楽しみを満喫できる。
  27. 「このエリアで一番気に入った作品はどれか」「本展のマイベスト3はどれか」という視点で鑑賞すると、面白い。
  28. 美術鑑賞の最後は、ミュージアムショップを楽しもう。
    気に入ったグッズがあれば、迷わず買うのが吉。
  29. 気に入った展覧会は、図録の購入がおすすめ。
    図録の3つのメリットとは。
  30. 何度も鑑賞するのも、粋な楽しみ方。

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