美術館は意外と体力を使う場所です。
館内を歩き回るうえ、ずっと立ち続けていると、それだけ足が疲れます。
展覧会の規模によっては、長時間の鑑賞となることもあります。
美術館を出るころには足が棒になっていることが少なくありません。
そうしたことから、余計な体力が奪われないよう、対策しておくのが賢明と言えます。
美術館では、どんな服装がいいのでしょうか。
まず心がけたいのは、身軽な服装です。
服は少しでも軽いほうがいいので、無理のない範囲で身軽な服装で向かうのがいいでしょう。
ただし、身軽な服装とはいえ、あまりラフな格好は場にそぐわないため、避けておくのがいいでしょう。
外が寒くて、マフラーや厚手のコートを身につけることもあるでしょう。
バッグやカバンなど持つ人もいるはずです。
手荷物は、できるだけコインロッカーに預けましょう。
美術館では一般的に、無料のコインロッカーや返却式のコインロッカーが設置されています。
軽い荷物もあるかもしれませんが、両手を自由にしておくほうが鑑賞に集中しやすくなります。
長時間持ち続けると体力を奪うので、できるだけ預けておくのがいいでしょう。
日頃からキャッシュレスを心がけている人もいるでしょう。
普段現金を持ち歩かない人は、美術館に行く際、100円の準備をしておくのが安心です。
100円玉を持っていないなら、窓口に声をかけて両替してもらうといいでしょう。
コインロッカーの有無やタイプを知りたい場合は、美術館のウェブサイトでチェックしておくのが安心です。
靴は、スニーカーがベストです。
もちろん革靴やハイヒールもOKですが、混んでいたり会場が広かったりすると足が疲れてしまい、鑑賞の集中力が奪われます。
美術館は静寂と落ち着いた雰囲気に包まれていて、小さな物音も響きやすい空間です。
足音が気になる人もいるため、できるだけスニーカーがおすすめなのです。
服装はできるだけ軽くして、靴はできるだけ足が疲れにくいものを履き、持ち物も減らしたい。
快適な美術鑑賞をするためには、できるだけ身軽にしておくことが大切なのです。