家族や友人と美術館に足を運ぶことがあるでしょう。
1人で鑑賞するのもいいですが、親しい人と一緒に美術鑑賞するのもいいものです。
そんなとき注意したいのは「話し声」です。
ときどき鑑賞をしながら、騒いでいる人がいます。
「きれいな絵だね。見応えがあるね」
「すごい迫力だね。制作に時間がかかっていそうだね」
「これは何だろう? どんな意味があるんだろうね?」
いろいろな声が聞こえてきます。
友人同士で感想を言い合っているグループを目にすることもあります。
美術館では、私語は禁止されていません。
鑑賞中の会話は認められています。
だからといって、大きな声で会話をするのはマナー違反です
美術館は、雰囲気を大切にしている場所です。
静寂な空間が広がっていて、上品で落ち着いた雰囲気があります。
話し声が目立つと、ほかのお客さんの迷惑になります。
小声であっても気になる人はいます。
音に敏感なお客さんは少なくありません。
美術館では「鑑賞中はお静かにお願いします」というマナーの看板が掲げられています。
そのため人と一緒に鑑賞する際は、できるだけ会話は控えるのがいいでしょう。
複数人で鑑賞するときは、声のボリュームに十分注意しましょう。
もちろん笑い声にも注意したい。
美術館では、静かに鑑賞するのがマナーです。
必要があって会話をするときは、小声で最小限に抑えることが大切です。
友人と感想を語り合うなら、ミュージアムカフェや、美術館の外に出てからたっぷり楽しむのがベストです。