執筆者:水口貴博

冷静な人になる30の方法

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どれだけ万全であろうと、100パーセント成功する保証はない。万一の事態を想定しておく。

どれだけ万全であろうと、100パーセント成功する保証はない。万一の事態を想定しておく。 | 冷静な人になる30の方法

常に冷静でいるためには「計画に対する心構え」が大切です。

計画を立てるとき、うまくいくことを前提に考えたいところですが、ここに注意があります。

入念に考えた計画であればあるほど、計画に自信がつくでしょう。

じっくり時間をかけ、何度も試行錯誤を重ね、準備も計画も万全であれば「絶対うまくいく」と思いたいところでしょう。

計画や準備に投下した時間や労力が大きければ大きいほど、成功を信じたい気持ちが生まれるのは自然なことです。

本番でも100パーセントうまくいくと信じたくなるのも無理はありません。

しかし思い出してください。

世の中に「絶対」はありません。

絶対うまくいくと思える計画であっても、絶対うまくいくとは限りません。

「99.9パーセント成功する」ということは「失敗の可能性は0.1パーセントある」ということです。

世の中に絶対の成功はないのです。

いざトラブルが発生すると、成功を信じていた分だけ動揺が大きくなります。

「こんなはずではなかった!」

「なぜこんなことが起こったのだろう!」

「計画どおりにいかないなんて悔しい!」

期待を裏切られたようなショックを受け、頭が真っ白になるでしょう。

なかなか現実を受け入れられず、パニックに陥ります。

ひどく取り乱してしまい、冷静な思考を失ってしまいます。

動揺が大きくなればなるほど、落ち着きを取り戻すのにも時間がかかってしまうのです。

どれだけ万全であろうと、100パーセント成功する保証はない

常に冷静でいるためには、万一の事態を想定しておくことです。

言い方を変えると「心の準備ができているかどうか」です。

どれだけ万全であろうと、100パーセント成功する保証はありません。

じっくり練り上げた計画であれば、問題なく進んで成功で終わると思いたいところですが、ここがポイントです。

絶対成功すると思える計画であっても、完全には信用しません。

頭の片隅では「思いもよらないトラブルが発生するかもしれない」と考えます。

はっきり考える必要はなく、あくまで頭の片隅に入れておくだけで十分です。

そうすれば、いざ本当に万一のトラブルが起こっても冷静でいられます。

「まさかとは思っていましたが、そのまさかが起こりましたか」と思えます。

仮に動揺しても、最小限の動揺で抑えられるでしょう。

心の準備ができていれば、万一問題が発生してもすっと受け入れることができ、落ち着いて対処できます。

問題なく終われば、それはそれでいいのです。

問題なく普通に終わっただけで、いいことがあったように感じます。

「何も問題なくスムーズに終わった。ラッキー!」と喜べます。

常に冷静でいるためには、どれだけ万全であろうと、万一の事態を想定しておくのが賢明です。

冷静な人になる方法(17)
  • どれだけ万全であろうと、万一の事態を想定しておく。
常に冷静な人は、持ち物が少ない。

冷静な人になる30の方法

  1. 自分の中に「感情メーター」を持つ。
  2. 落ち着いた環境は、常に冷静でいるために必要な要素。
  3. 常に冷静でいるためには、掃除と整理整頓の習慣が大切。
  4. 冷静になるとは、心をなくしていくことではない。
    感情のコントロールを高めることをいう。
  5. 感情的になりそうなポイントを避ければ、心の平和が保たれる。
  6. 「ケセラセラの精神」を持てば、常に冷静でいられる。
    合言葉は「なるようになるさ」。
  7. できるだけ暗い時間帯は避け、明るい時間帯を大切にしよう。
    日光を味方につけることが、冷静の鍵。
  8. 冷静な人の悪口を言ってはいけない。
  9. 「冷静な私=かっこいい」というイメージを心に刻み込んでおく。
  10. 相手の立場に立って考える習慣があると、常に冷静でいられる。
  11. 呼吸が不安定だと、感情も不安定になる。
    呼吸が安定すると、感情も安定する。
  12. 目標を「2段階」に分けると、精神衛生が向上する。
  13. 小まめなお手洗いは、冷静の維持につながる習慣。
  14. 落ち着きを取り戻す方法を知っているだけで、心の動揺に強くなる。
  15. 感情に振り回されそうになったときは「1人の静かな時間」を作る。
  16. 動揺していても、表向きは冷静なふりをする。
    完全になりきって演技すれば、本当にそうなる。
  17. どれだけ万全であろうと、100パーセント成功する保証はない。
    万一の事態を想定しておく。
  18. 常に冷静な人は、持ち物が少ない。
  19. 常に冷静な人の真似をすると、常に冷静になれる。
  20. 常に冷静でいるためには、日頃から落ち着いた所作を心がける。
  21. 挑発には乗らない。
    あおられても気にしない。
    喧嘩を売られても買わない。
  22. 知識や経験が幅広く身についていると、冷静につながる。
  23. ストレスをためないようにしておくことで、常に冷静でいられる。
  24. 悩み事を1人で抱え込まない。
    人に意見を聞いてみると、冷静になれる。
  25. ネガティブ思考だから、感情が安定しない。
    ポジティブ思考になれば、感情が安定する。
  26. カルシウムは、興奮のブレーキ物質。
    常に冷静でいるためには、十分なカルシウムを摂取しておこう。
  27. 「常に冷静」を意識することで、心の安定性が高まる。
    声に出して言うと、冷静を徹底する決意が固まる。
  28. 「キレたら負け」を意識する。
    大人がキレることほど見苦しいことはない。
  29. 常に冷静でいるためには、温度と湿度にも注意を向けたい。
  30. なかなか冷静な人になれなくても落ち込まない。
    未来のあなたは、冷静な人に生まれ変わっている。

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