あなたには「感情メーター」がありますか。
感情メーターとは、現在の感情状態をメーター表示にしたものです。
物理的なものではなく、あくまで頭の中にあるイメージですが、常に冷静でいるために役立ちます。
自分の中に感情メーターを持ちましょう。
あくまでイメージなので、ざっくりしたものでかまいません。
車のメーターはスピードが出るにつれて針が右に振れますが、感情メーターも同じです。
感情メーターの数字は、0から100まであります。
感情が落ち着いているときは針が0を差しています。
感情が高ぶるにつれてメーターの針が右に振れていきます。
物理的にあるものでもなければ、市販されているものでもありませんが、自分の中にそういうイメージを持つことが大切です。
感情は抽象的で曖昧なところがあります。
自分の中に感情メーターを持つことで、感情の状態を視覚化でき、感情の把握が容易になります。
落ち着いているのか、少し感情が乱れているのか、感情が高ぶっているのか。
感情を把握できるようになれば、それに合わせた対策も打てるようになります。
感情メーターが30を超えたら、少し注意が必要であることがわかります。
「少し感情が乱れているね。どうしたのだろう」と注意フラグを立てることができるでしょう。
感情メーターが50を超えたら、イエローカードであることがわかります。
リフレッシュタイムを設けて、ちょっと休んだり1人になったりしたほうがいいでしょう。
感情メーターが90を超え、今にも100に達しそうなら、感情が爆発寸前の状態です。
緊急事態のため、今すぐ頭を冷やすことが必要です。
車は、スピードメーターがあるから安全に運転できますが、人生も感情メーターがあると安全運転に役立ちます。
自分の中に感情メーターを持ち、現在の感情を把握・確認できるようになっておきましょう。
感情メーターを持つだけで、自己コントロールのワンランクアップします。