会社で働く清掃員と友人になっておきましょう。
「清掃員と友人になっても仕方ない」
そう思うかもしれませんが誤解です。
清掃員に対する態度は、あなたの将来に関わるポイントです。
清掃員に対して、そっけない態度を取る人がいます。
「単なる掃除係」
「自分には関係のない人」
「お互いに立場が違う」
「いちいち挨拶する必要はない。仲良くする必要もない」
「むしろ距離を置いていこう」
清掃員だからといって軽く考えるのはよくありません。
見下すのはもっとよくありません。
清掃員も会社で一緒に働くパートナーだからです。
清掃員を下に見るのはよくありません。
仕事に貴賎はありません。
清掃員とはいえ、誰かがやらなければいけない仕事をしてくれています。
社会に欠かせない仕事をしているのですから、リスペクトすることです。
清掃員も会社で一緒に働くパートナーに変わりません。
目立ちにくい存在かもしれませんが、欠かせない仕事をしています。
縁の下の力持ちとして、重要な仕事をしています。
清掃員は、情報通でもあります。
掃除のため会社の中を動き回っているため、社内事情に精通しています。
清掃員と仲良くなって雑談することで、会社の実情をうかがえます。
清掃員の中には、長年勤めているベテランもいるでしょう。
あなたの先輩より長く勤めている人もいるかもしれません。
職場にいる先輩よりはるかに社内に詳しいということも珍しくありません。
仲良くなる方法は簡単です。
会ったとき挨拶をすればいいのです。
声に出して「おはようございます」というだけのことであり、何も難しくありません。
清掃員から挨拶されるのを待つのではなく自分から挨拶していきましょう。
もし恥ずかしいなら、最初は会釈だけでかまいません。
会釈するうちに意識し合う関係になり、だんだん会話をするきっかけをつかめます。
たとえ外部委託の人であろうと、挨拶くらいはできるはずです。
清掃員との雑談が情報収集の時間になります。
清掃員は、社内の変化に敏感です。
「最近こんなごみが増えた」
「会社の雰囲気が変わった」
「最近変わったことを見かけるようになった」
社内で働く会社員が見逃すような小さな変化も、清掃員は見逃しません。
毎日掃除をしているため、会社員が見逃すような細かい点にも気づきます。
「会社の中で働いているのだから自分でわかる」と思いますが、実際はなかなか難しいことも多い。
会社にいると、距離が近すぎて見えないことがあります。
自分のまつげは自分で見えないように、会社にいると、会社との距離が近すぎて客観視が難しいことが少なくありません。
清掃員は、会社と適度な距離感を保っているため、客観的に把握しています。
結果として「会社で働く人より情報通」という状況が起こるのです。
会社で働く清掃員と仲良くなっておきましょう。
清掃員全員と仲良くなれば理想的ですが、最初は1人で十分です。
普通に挨拶ができ、普通に会話ができる関係でいい。
清掃員と仲良くできないで、社内の人間関係がうまくいくはずがありません。
自分の仕事のためだけでなく、社会人としても普通に仲良くなりましょう。
雑談や世間話ができる関係になれば理想的です。
清掃員を味方につけることで、あなたの仕事力もアップします。