人間には、外側と内側の2つの面があります。
外側は、着ている服であったり、持っている物であったりします。
それに対して内側は、心であったり、知性や品性であったりします。
人として、本当の魅力として感じるのは、内側のほうです。
外側、つまり外見がどれだけやぼったくても、内側が磨かれているなら、人間として魅力的であるということなのです。
往々にして、若い人は外側だけを磨こうとしています。
着ている服や持ち物だけを、素晴らしいものにしようとして、内側を輝かせることを見落としがちになっています。
好きな人と長いお付き合いをするときに大切なことは、外側の「外見」より内側の「心」のほうが大切です。
外見を磨いていても、暴力を振るったり、約束を守らなかったり、嘘をついたりするというのでは、長いお付き合いはできません。
長いお付き合いでは、外見などはもはや関係なく、内側の心こそが大切なのです。
人と人とのお付き合いは、心と心のお付き合いです。
心と心のお付き合いがうまくいくカップルは、人としてのお付き合いもうまくいくのです。