世の中には、生きるためにルールがあります。
社会に出れば、挨拶の仕方や電話対応、コミュニケーション、社交辞令など「世間のルール」というものがあります。
しかし「世間のルール」以前に、あなたがすでに持っている「自分のルール」というものがあるはずです。
「お金は借りないことをポリシーとしている」
「お礼や感謝は、すぐするようにしている」
「早寝早起きをしている」
こうした特に誰からやりなさいと言われたわけでもなく、自分が自分のために作った「自分のルール」です。
この自分のルールは、世間のルール以上に厳しくなるようにすることです。
世間のルールは、破れば叱ってくれる人がいますが、自分のルールだけは誰も叱ってくれる人がいません。
叱ってくれる人がいないからこそ、より厳しくなければならないのです。
この自分のルールを自分が破るようなことがあれば、自分で自分に嘘をついていることになります。
自分が自分らしくいるために「自分のルール」を大切にすることです。
私は、自分から挨拶を心がけています。
相手から挨拶をされるより、まず自分から先に挨拶をしていくようにしています。
相手に先に挨拶をされては「しまった。先を越された」と思うくらい、自分で厳しくチェックするようにしています。
このように自分にある一定のルールを持つことで、他人からも「水口は挨拶をするのが早い」と言われるようになります。
それが、私らしさということです。
自分色を大切にするためにも、自分のルールを大切にすることです。
自分らしく生きるために、最低限として自分のルールくらいは、しっかり守るようにしましょう。
個性とは、自分のルールのことなのです。