人生をうまく歩みたければ「運命の流れ」というものに身を任せることです。
自分の人生を思うようにコントロールしたい気持ちもあるでしょうが、そのコントロールにも限界があることに気づきましょう。
人の力では、及ばない神秘的な力がこの世にはあるのです。
典型的な良い例が「出会い」です。
人と人との出会いだけは、自分の力で思うようにコントロールできません。
たしかに人がたくさんいるところへ行けば、人にはたくさん出会えます。
しかし、自分とぴったりの人と出会えるのかという「運命的な出会い」だけは、人の力ではどうしてもコントロールできません。
これこそ、運命という大きな流れに身を任せるしかないのです。
すべて思いどおりにしようという心意気は素晴らしいのですが、それではちょっと疲れます。
時には、運命という大きな流れに身を任せてみましょう。
一時的につらい運命があっても、流れに従っていることなら、進むべき正しい方向へ進んでいるということなのです。
野原を走り回る馬も、自分の向いている方向が一番走りやすいはずです。
それと同じように、あなたが今向いている方向が一番の走りやすい道なのです。
流れに逆らわず身を任せることが、一番進みやすい方向なのです。