大きなことに挑戦した結果、途中で挫折することがあります。
自分のレベルを大きく超えた仕事は、乗り越えたくても、途中で行き詰まります。
難易度が高すぎると、何が悪いのかすらわからないこともあります。
挫折をすると、かっこ悪く、面目を失います。
経験不足や実力不足もあれば、時間不足や資金不足もあるでしょう。
成功を期待して取り組んだものの、乗り越えられない大きな壁にぶち当たると、途中で諦めざるを得なくなります。
挫折すると、悔しい気持ちでいっぱいになります。
自分が情けなくて、涙を流すこともあるでしょう。
挫折を経験すると、非力な自分を認めざるを得なくなり、精神的に落ち込みます。
挫折経験は、人生の汚点と考える人もいるかもしれません。
しかし、ここで気づいてほしいことがあります。
挫折したことは、二度と再挑戦ができないことでしょうか。
中には再挑戦が不可能なこともあるかもしれませんが、実際は再挑戦ができることが多いはずです。
そうとわかれば、光が見えてきます。
挫折して中断しても、後から再挑戦すればいいのです。
挫折は、罪ではありません。
借金をしたわけでもなければ、何かを失ったわけでもありません。
途中でダメになっただけのこと。
悲しんだり落ち込んだりするかもしれませんが、立ち直って元気を出せばいいことです。
どんな落ち込みも、時間が経てば、立ち直れます。
むしろ挫折を経験したことを喜ぶことです。
挫折のない人生なんて、タネのないスイカのようなものです。
タネは邪魔に思えますが、なければないで物足りない。
邪魔に思えるタネがあるからこそ、スイカがスイカらしくなります。
挫折したとはいえ、一生達成できないとは限りません。
いったんその場は引き下がり、後から再挑戦すればいいこと。
しばらく時間を置いて、実力を身につけ、実績を積み上げます。
十分成長してから再び挑戦すれば、次こそは達成できるでしょう。
時間が経ってから再挑戦すると、あっさり達成できるのはよくあることです。
とても難しく感じたことが、とても簡単に感じることも少なくありません。
挫折してもいいのです。
後から再挑戦すればいいだけです。
挫折したことを乗り越えていくことに、人生の喜びと面白さがあります。
負けたときは「達成をお預けにしている」と考えればいいこと。
未来に待っている楽しみが、1つ増えました。
そのとき達成できなくても、後から達成すればいいのです。