世の中には、無限に知識があります。
全宇宙の知識から見れば、人が生きているうちに触れる量は、地球上の大海1滴の100分の1にも及びません。
ごくわずかです。
全宇宙のすべての事柄からすれば、人がわずかな人生で触れる情報は、微々たるものです。
まずそれに気づくことが、勉強への第一歩です。
世の中のすべてを学ぼうという姿勢には、そもそも無理があり、現実的ではありません。
では、何のために勉強するのかというと、限られた人生を豊かにするためです。
限られた人生なら、勉強する量や範囲も、限られます。
それだったら、何とか生きているうちに勉強することはできます。
人生を豊かにするために、その方法を学んだり、知恵を学んだりします。
まず、自分のやりたい夢を決めます。
先に目的を決めます。
それから夢を叶えるために必要な勉強科目を、決定していけばいい。
それが無理のない勉強になり、無駄がなく、事実、人生が豊かになります。
トラックの運転手になり、人の役に立ちたいという夢を抱いている人は、トラックの運転を勉強すればいい。
ビーズアクセサリーで人に喜んでもらいたい人は、そういう勉強を始めればいい。
勉強をしてから、後から目的を決めるのではありません。
先に目的があって、後から勉強です。
それが短い人生で、最も豊かになるためのベストな勉強の進め方です。
最小努力による、最大効果への近道なのです。