迷う癖のある人は、疲れやすい状態になっています。
迷っているときには、まだ何もしていないのに疲れます。
頭の中で想像をたくさんしているからです。
体は動かしていませんが、脳内でまだ思ってもいない出来事を、あれこれと想像しています。
そういうときにする想像に限って、たいてい「よくない想像」ばかりです。
「こうすれば大変になる」
「こうなったら、私は不幸になる」
「どうしよう。やろうかな。やめようかな」
こういうことを考えていると、激しく運動をしていないのに、疲れてしまいますね。
松下電器創業者である松下幸之助氏は「迷っているということは、どちらでもいいということ」という言葉を残しています。
迷うくらいですから、大差がないということです。
どちらを選択しても、結果に大きな違いがないのですから、迷わずさっさと挑戦すればいいだけです。
迷いに無駄なエネルギーを使うほうが、もったいない。
迷うことは、行動していないのに、行動しているようにエネルギーを消費してしまっているということに気づかないといけません。