ストレスに悩みやすい人は、細かいことを気にする性格の人が多いといわれます。
たくさんのことを気にしていると、それだけで精神的にエネルギーを消耗します。
知らない間に疲れてしまうのです。
別の言い方をすれば「大げさに考えすぎている」とも言えます。
ささいなことを大げさに考えてしまい、いつも気にしてしまうから、ストレスになります。
もちろん物事を慎重に考える癖は、素晴らしい性格の1つでもあります。
間違いやミスがないように考えるのは、仕事の面で有利に働きます。
しかし、自分が鬱になってしまうほどひどく考えてしまうなら、赤信号です。
何事も程度が過ぎれば、かえって毒になります。
大げさに考える癖は、ストレスを作る元です。
いつも頭の中で「大変だ。一大事だ」という否定的な言葉がこだましています。
「大変だ」と思っていると、実際以上に大変に思えてくるのです。
気にしない性格になるためには、その逆の言葉を言えばいいのです。
つまり「大げさに考えない言葉」を考えればいいのです。
「まあいいか」
「気にしない」
「何とかなる」
この3つの言葉を、自分に語りかけてみましょう。
できれば思っているだけでなく、実際に口に出してみると、さらに効果が大きくなります。
ストレスの少ない生き方をするためには「まあいいか」という生き方をすることです。
気にしなくなれば、ストレスが少なくなり、体も軽くなってしまうのです。