日常生活の中では、ときおりむかっとすることがあります。
人と意見がぶつかったとき、靴を踏まれたとき、親に叱られたとき……。
ささいなこともあれば、大きなこともあります。
そんなむかっとしたときには、当然あなたの心の中で「怒り」が発生します。
その怒りをそのまま受け止めてしまうと、苦しくなるのはもちろん自分です。
怒りがあると表情が硬くなり、言葉が悪くなり、態度も悪くなります。
当然、人間関係にも影響していくことでしょう。
これを「自分の感情に振り回された生活」といいます。
生活の主導権を握っているのは、自分ではなく、感情なのです。
今までは自分の感情に振り回された生活を、これからは自分で感情をコントロールする生活に変えて生きましょう。
むかっとしたときに「自分を高めてくれる社会勉強だ」と考えるのです。
初めはそう思えない自分がいても「自分で感情をコントロールする生活」に変えるために、意識をすればいいのです。
さまざまなトラブルを学びに変えるとき、今まで感じていた「ストレス」が「成長」へと変わります。
受け止め方を変えた瞬間から、得られることまで変化してしまうのです。
あなたが自分の人生には、むかつくことがたくさんあると思うなら、それをすべて社会勉強に変えてしまえばいいのです。
授業料も必要なく教えてくれるのですから、こんなに安くてためになる勉強はありません。
不幸どころか、実は恵まれているのです。
「ただ、生かしていなかった」というだけの話です。
「怒り」を「学び」に変えると「ストレス」から「成長」に変わります。
これは事実としてお伝えします。
私が今、学校に通わなくても、仕事をしながらたくさんの本が書けています。
日常の怒りを学びに変えていけば、お金がなくても学校へ通わなくても十分に勉強ができるのです。