あなたの周りに、難しい話をする人、いませんか。
おそらく、その難しい話ばかりをする人の表情は、疲れた表情になっているのではないでしょうか。
複雑に物事を考えていると、精神的な疲労が大きくなり、難しくてわかりにくいうえに、疲れやすくなります。
こういう場合、たいてい本人は、難しく考えることがかっこいいと思っています。
難しい話をして「わからないよ」と言われることに、快感を味わっています。
「俺の考えていることは、ほかの人間よりレベルが高いんだ」と思っているのです。
難しいことを考えている人に限って、眉間にしわが寄り、硬い表情になっています。
「百害あって一利なし」です。
考え方をシンプルにすることは、ストレスの少ない生活にとって欠かせないポイントです。
疲れない人は、いつも物事をシンプルに考えているものです。
一番大切なことに目を向けています。
わかりやすい話は、自分にとってもストレスが少ないだけでなく、相手にとってもストレスが少なくなります。
コミュニケーションも円滑に進み、誤解も少なくなります。
簡単な話をしていると、この人はばかじゃないのかと思われそうですが、実際はそういうふうに思われることはありません。
「わかりやすく話してくれる親切な人だな」と思われるのです。