ストレスをためやすい人は「休むことはいけないこと」という思い込みがあります。
休憩している姿を、人に見られないようにします。
休憩していないような仕事を見せようとします。
昼休みに、デスクで寝ている人を見ると「サボっている」と考えます。
睡眠時間が8時間という人がいれば「寝すぎだ。甘えた生活を送っている」と非難します。
「今度休暇をとっていいですか」という人がいると「休む暇があるなら、仕事しろ」と思います。
「休憩とはサボること」だと考えています。
ストレスをためやすい人にある、典型的な考えです。
命にも関わる、危険な考え方です。
一方、ストレスをためない人は「休憩も仕事の1つ」と考えます。
本来は、休むことも、仕事の一部です。
「休憩」という仕事によって、体力が回復します。
十分に休憩するから、しっかり仕事ができるようになります。
「3時間しか眠っていません」という人がいれば「仕事をサボっている」と考えて差し支えはありません。
3時間しか寝ていなければ、仕事の品質も低下するでしょう。
日勤帯に仕事をするために、夜はしっかり休む仕事があります。
休憩に対して、罪悪感は不要です。
疲れたときは、堂々と休みましょう。
しっかり休憩をするから、しっかり仕事ができるようになるのです。