上品な人は、感謝の習慣を大切にしています。
人から親切にされたら、必ずお礼を言います。
「ありがとうございます」
「いつもお世話になっております」
「先日はどうもありがとうございました」
「おかげさまで助かりました」
「感謝いたします」
少しでも親切があれば、ためらうことなく、きちんと丁寧にお礼を言います。
お礼の言葉が口癖になっていて、1日に何度も言っています。
たとえ小さな親切であっても、見逃さず、丁寧にお礼を言います。
特にお世話になっている人には、直筆のお手紙でお礼を伝えます。
ポジティブな言葉であり、相手を喜ばせます。
相手は「親切をしてよかった」とほっとするでしょう。
感謝ができる人は、誰からも好かれるので、人間関係がスムーズになります。
あなたはいかがでしょうか。
上品な人になるなら、感謝の習慣を大切にしましょう。
感謝の習慣は、大切にしてしすぎることはありません。
大きな親切に感謝する人はいても、小さな親切に感謝できる人はなかなかいません。
小さなことなら「いちいちお礼を言うほどでもないよね」とスルーすることが多いかもしれませんが、要注意です。
感謝の習慣に、立場は関係ありません。
たとえ自分がお客の立場・お金を払う立場であっても、きちんと感謝するようにしましょう。
商取引は、双方がいて成り立っているのですから、謙虚になって、お互い感謝の気持ちを持つことが大切です。
感謝の習慣があるだけで、自然と笑顔が増え、毎日が明るく楽しくなります。
感謝をする手間暇をケチらないことです。
「感謝なんて必要ない」「いちいちお礼を言うのが面倒くさい」と思うのは上品ではありません。
感謝を面倒くさがる自分を恥ずかしく思うことです。
言葉でお礼を言うだけなら、お金も時間もかかりません。
ほとんど手間暇がかからないのですから、気にせずどんどんお礼を言うことです。
米粒ほど小さな親切であっても、きちんとお礼を言いましょう。
食事をおごってもらったときは、3回はお礼を言うのがマナーです。
「お会計の直後にお礼」「わかれた後にメールでお礼」「次回会ったときにお礼」の3回です。
くどくどお礼を言うとしつこく思われますが、3回までなら自然な範囲です。
おごってもらうことは、お金をもらうことと同じこと。
「お金をもらった」と思えば、いかにありがたいことか実感できるでしょう。
相手も「おごってあげてよかった」と喜んでくれ、円滑な人間関係につながります。
特別お世話になっている人がいるなら、直筆の手紙もおすすめです。
字が汚くても気にする必要はありません。
大切なのは、感謝の気持ちです。
手書きの手紙には心があります。
直筆の手紙は、喜ばれること、間違いありません。
言い忘れているお礼があるなら、今からでも言いに行きましょう。
1年前でも3年前でもかまいません。
お礼に時効はありません。
「あのときはお世話になりました。ありがとうございました」と言えば、必ず喜ばれます。
過去の出来事を覚えていることにも感動してもらえるはずです。
「感謝をすることがない」と思うなら誤解です。
感謝を見逃しているだけです。
本当に感謝することがなければ、あなたはもう生きてはいないでしょう。
あなたが生きているということは、誰かのお世話になっている証拠です。
お世話になっている人たちを思い出してみてください。
きっと数え切れないほど、多くの人たちの顔が浮かんでくるはずです。
上品な人だから、感謝の習慣があるのではありません。
感謝の習慣があるから、上品な人になります。
感謝をするのに遅すぎることもありません。
感謝、感謝、また感謝。
お礼は「言いすぎ」と言われるくらいでちょうどいい。
感謝の習慣が、上品な人を作っていくのです。