お礼に、大きいも小さいもありません。
お世話になったら、ささいなことでもお礼をいうことが大切です。
会社では、よく女性のほうがお茶を出してくれる光景を目にします。
上司が仕事を頑張っているから少しでも役立ちたいと、わざわざお茶を作ってくれます。
しかし、上司は、部下たちが自分にお茶を差し出すことは当たり前だ、と思っている人がいます。
たしかにたった1杯のお茶は、ささいなことかもしれませんが、それでは人望が得られません。
ささいなことでもきちんとお礼を言える人は、人の気持ちの大切さをわかっている人です。
どんなに文明が進化しても、どれだけ機械に囲まれても、それを動かしていくのは人間なのです。
人と人との関係が、これからを作っていくのです。
ささいなことにもお礼を言うことで、相手の気持ちを配慮できます。
特にお礼をいうのは、女性のほうが得意なようです。
女性はお礼を大切にして生きていますから、人の気持ちには敏感に察知します。
ささいなことでも、お礼を言ってくれます。
男性はプライドがあるため、なかなかお礼を言えない人が多いです。
男性は大きなことなら「ありがとう」と言いますが、ささいなことだと忘れがちです。
ささいなことでも、しっかりお礼を言える人は、モテます。
お互いが気持ちよく、気持ちのやりとりができるようになります。
男性でも女性でも、地位や肩書に関係なく、ささいなことでもきちんとお礼が言える関係が、理想の人間関係なのです。