試験に向けた勉強は、時間との勝負です。
限られた時間で、いかに結果を出せるかです。
ここで大切なのは「隙間時間の活用」です。
しっかり勉強したいなら、隙間時間の活用が欠かせません。
勉強で結果を出す人は、必ず隙間時間を活用しています。
普通の隙間時間ではありません。
「そこまでするか」というくらい徹底的に活用しているのが特徴です。
隙間時間といえば、バスや電車の待ち時間・移動時間などが挙げられます。
5分や10分の隙間時間があります。
まとまった時間ではありませんが、5分なら5分なりに、10分なら10分なりに、できることがあります。
しかし、隙間時間はまだまだたくさんあります。
分単位の隙間時間で満足してはいけません。
少しでも勉強したいなら、秒単位の隙間時間にも目を向け、きちんと生かしていきましょう。
ファストフード店で注文したときにも、隙間時間があります。
注文してすぐ料理が出てきます。
早いときは1分もしないうちに提供されることもありますが、そんな短い待ち時間であってもできることがあります。
教科書や参考書の1ページや2ページくらいなら読み進められるでしょう。
トイレに入っているときにも、隙間時間があります。
用を足すのはせいぜい数十秒ですが、これもれっきとした隙間時間です。
トイレの壁に英単語が書かれた紙を貼っておけば、単語の勉強になります。
数十秒あれば、単語をいくつかチェックできるでしょう。
レストランのドリンクバーにも隙間時間があります。
ホットコーヒーのボタンを押すと、マシンが動き始め、コーヒーの抽出が始まります。
ホットコーヒーが出来上がるまでの数十秒を利用することです。
一問一答のようなシンプルな問題なら、1問2問くらいはチェックできるでしょう。
1分未満も、れっきとした隙間時間です。
30秒なら、30秒なりにできることがあります。
10秒でも、10秒なりにできる勉強があります。
計算が必要な問題には向きませんが、読み物や暗記系の勉強なら可能です。
こうした隙間時間を活用すれば、勉強ははかどります。
一瞬の隙間時間だからこそ、集中力を発揮できることもある。
「塵も積もれば山となる」という言葉があるように、秒単位のような小さな隙間時間も積み上がると、山のように大きくなるのです。
「なにもそこまでしなくても」と思うかもしれません。
やり過ぎに思われるかもしれませんが、試験や受験のように、限られた時間で結果を出すためには徹底する必要があります。
人生を左右する試験であればなおさらです。
私たちの身の回りには、小さな隙間時間が点在しています。
しかもあちこち無数に点在しています。
分単位の隙間時間はもちろん、秒単位の隙間時間も活用しましょう。