赤ちゃんの歩行は、ハイハイから始まります。
最初は立って歩けないので、四つん這いになってよちよち歩きます。
四つん這いなのに、つまずいて転ぶことも少なくありません。
親としては、1日でも早く立って歩いてほしいと願うところではないでしょうか。
わが子がハイハイを始めたとき、気づいてほしいことがあります。
今のうちにハイハイをするわが子の姿を目に焼き付けておきましょう。
いったん立って歩けるようになると、二度とハイハイをしなくなるからです。
もう四つん這いで歩く姿を見せてくれません。
立って歩き始めるようになったら、今度は走り始めます。
「ハイハイが見られるのは今だけ」ということです。
「もう一度ハイハイをして」と言ってもしてくれなくなります。
ハイハイが見られるのは、20年あまりにわたる子育ての中で、ほんの一時期です。
ハイハイを始める時期は、だいたい生後8カ月から10カ月が一般的です。
一方、立って歩き始めるのは、1歳前後と言われます。
ハイハイが見られるのは、2カ月間から6カ月間しかないことになります。
なんて短いのでしょう。
本当に短期間です。
月日が経つのは早い。
一瞬と言っても過言ではありません。
世の中にはスーパー赤ちゃんもいます。
ハイハイを始めた思ったら、1週間後には立って歩けるようになっている赤ちゃんもいるから驚きです。
赤ちゃんの成長スピードは非常に早く、目を見張るものがあります。
写真や動画を撮影するなら早めがチャンスです。
撮れるだけ撮って記念に残しておきましょう。
もたもたしていると、ハイハイを卒業します。
来週・来月になると、もう立って歩けるようになっているかもしれません。
早く立って歩けるようになってほしいと願うところですが、ハイハイする時期も、これはこれで貴重です。
今のうちにハイハイするわが子を目に焼き付けて、楽しみましょう。