「なかなかいいことがない」と言う人は「いいこと」の基準が高いのです。
特別素晴らしい出来事が起こらないと、いいことがあったと認めません。
「ラッキー」「奇跡」と言えるようなことが起こらないと、普通のこととして受け止めます。
いいことの基準は、どんどん下げましょう。
下げられるだけ下げておくのがいい。
いいことの基準を下げておけば、いいことの対象範囲がぐっと広がります。
ささいなことでも「いいことがあった」と思えるようになります。
念願の商品を手に入れたときだけ「いいことがあった」と思うのではありません。
普通の買い物ができたときも「いいことがあった」と考えましょう。
褒められたときだけ「いいことがあった」と思うのではありません。
楽しくおしゃべりができたときも「いいことがあった」と考えましょう。
大きな契約を取れたときだけ「いいことがあった」と思うのではありません。
小さな契約や普通の契約が取れたときも「いいことがあった」と考えましょう。
いいことの基準は、法律やルールで決まっているものではありません。
いいことは、自分基準で決めていいのです。
誰かが決めるものではなく、自分が決めるものです。
自分が自由に決めていいのですから、これでもかというくらいに基準を下げておくのが得策です。
きれいな青空を見たときも「いいことがあった」と考えましょう。
趣味を楽しめたときも「いいことがあった」と考えましょう。
おいしく食事ができたときも、スポーツジムで運動できたときも「いいことがあった」と考えましょう。
日常的なことでOKです。
平凡な出来事も当たり前の出来事も、いいことと呼んでいい。
朝、目覚められただけで「いいことがあった」と考えてもいいのです。
周りがなんと言おうと、自分がいいことだと思えば、いいことなのです。
そうすれば、日々いいことばかりが起こります。
これがハッピーマインドです。
「私の日常は毎日いいことばかりだね」と思うようになり、人生がバラ色に変わるのです。