朝起きた後、布団はどうしていますか。
敷きっぱなしになっていませんか。
起床直後は眠気も残っていて、ぼうっとすることも多いはずです。
布団を畳むのが面倒くさくて、そのままにしたくなるでしょう。
「夜にまた布団を敷くのだから、そのままでもよいだろう」と考え、敷きっぱなしにしている人もいるかもしれません。
しかし、万年床はよくありません。
布団に湿気がこもってカビの原因となり、部屋の空気も悪くなります。
だらだらした雰囲気が広がってしまい、気分にも悪影響を及ぼします。
朝起きたら、きちんと布団を畳みましょう。
体力も集中力も必要ありません。
難しいことは何もなくて、一瞬で終わる仕事ですね。
布団を畳めば「よし、一丁上がり!」となり、小さな達成感が得られます。
布団を畳むことは、いわば「小さな模様替え」です。
部屋の見た目がちょっとだけ変わって、心機一転が実現します。
部屋が整って、雰囲気もよくなって、朝らしいフレッシュな気持ちが広がります。
布団を畳んだ分だけ、少しだけ部屋も広く感じられるでしょう。
大きな模様替えは大変ですが、布団を畳むだけなら簡単ですね。
結局のところ自分のためです。
誰に叱られなくても、きちんとできることをしておきたい。
小さな仕事であっても、きちんと完了させることです。
眠気が残っているなら、眠気覚ましと思えばいいのです。
おっくうな気持ちがあるなら「布団を畳む」ではなく「小さな模様替えをする」と思えば、前向きに取り組めるでしょう。
布団の湿気を逃がしたい場合は、少し時間を置いてから畳むといいでしょう。
タイミングを少しずらすのはいいのですが、きちんと布団を畳むことだけは忘れずに心がけたい。
「夜にまた布団を敷くのだから、そのままでもいいではないか」と思うかもしれませんが、問題はそこではありません。
生活上のマナーです。
使ったものは元の場所に戻すのがマナーであるように、布団も起床後は元の状態に戻すのがマナーです。
これは一人暮らしであっても同じです。
自己管理の1つとして、毎日きちんと布団を畳みましょう。
毎朝きちんと布団を畳むと、よい1日をスタートできます。