最後まで読み通せなかった本がありませんか。
いわゆる、挫折本です。
難解な内容でついていけませんでした。
知らない専門用語がたくさん出てきて、きちんと理解できませんでした。
難しい本は、読んでいると頭がくらくらします。
活字が小さいうえ、ページ数も多く、読破できなかった……。
そんな最後まで読み通せなかった挫折本があるのではないでしょうか。
「何冊もある」という人もいるかもしれません。
挫折本を、もう一度手に取って読んでみましょう。
「また同じ失敗を繰り返すに決まっている」と思うかもしれませんが、実際はわかりません。
過去に挫折した本だからといって、一生読めないとは限りません。
挫折したのは、時期尚早だったからです。
中学生が高校生向けの本を読んでも、内容についていけず挫折しますが、同じことです。
あなたは当時より成長しました。
昔より知識が増え、語彙力も身につき、読解力や理解力も向上しているでしょう。
久しぶりに挫折本を開いてみると、今度はすらすら読めるかもしれません。
興味を持って楽しく読めるかもしれません。
当時はちんぷんかんぷんだった内容も、今なら「なるほど」と納得しながら読める可能性があります。
挫折してから1年以上経過しているなら、十分可能性があります。
本棚や押し入れにほこりをかぶった挫折本があれば、久しぶりに手に取ってみてください。
手元になければ、書店やネットショップで注文するのも良し。
挫折本をきちんと読めれば、大人のリベンジを果たしたことになります。
新しいチャンスは、挫折本にあるのです。