公開日:2022年12月14日
執筆者:水口貴博

いつも頑張りすぎるあなたに贈る30の言葉

26

心の平和を保つには「見る力」より「見ない力」のほうが大切。

心の平和を保つには「見る力」より「見ない力」のほうが大切。 | いつも頑張りすぎるあなたに贈る30の言葉

目には、2つの力があります。

「見る力」と「見ない力」です。

目は視覚の器官です。

観察力や洞察力を鍛えて、見る力を向上させる人もいるでしょう。

視力が高ければ高いほど良いように、見る力もあればあるほど良いと思われがちです。

もちろん見る力は大切なことですが、心の平和を保つためには逆の力も欠かせません。

それが「見ない力」です。

元気が奪われる記事は読みません。

不愉快にさせる動画は見ません。

ネガティブなサイトにはアクセスしません。

何でも見れば良いというわけではありません。

ストレスを感じるものは、意識的に「見ないこと」を心がけるのが得策です。

雑誌や新聞を読むとき、嫌な記事は読み飛ばしましょう。

タイトルを見たとき、読んだら不快になりそうと思われるものは、意識的に排除することです。

過去の経験を頼りにすれば「ここをチェックするとストレスを感じる」と、ある程度の予想がつくでしょう。

テレビを見ていて、嫌な番組が始まったら、すぐチャンネルを変えましょう。

視界に入りそうになったら、さっと目をそらします。

うっかり目に入ったとしても、すぐそらすことならできるはずです。

意識的に避けることで、不快になる機会を減らしていけます。

情報の取捨選択が間に合わないなら、思い切って情報を断つことも選択肢です。

「テレビをつけない」「雑誌や新聞を読まない」という生活もありです。

緊急のニュースはほとんどありません。

毎日ニュースをチェックしなくても、週1回のチェックで間に合うはずです。

少々時事がわからなくても、日常生活に支障はないのです。

ネットやSNSから離れてみることも良い選択です。

ごちゃごちゃした情報の海に溺れそうなら、いっそのこと完全に断ち切るのが賢明です。

時には人の幸せそうな生活を知ってしまい、妬みや嫉妬、焦燥感や劣等感を覚えることもあるでしょう。

ネットやSNSでは、いろいろな自慢が吹き荒れています。

人の事情を知ってしまうから感情が乱されるのであって、知らない状況を作れば良いこと。

完全に断ち切るのが難しいなら、一定期間だけ休止するのも悪くありません。

SNSを断つと、静かな時間が手に入り、本来の自分を取り戻せます。

これが「見ない力」です。

見る力だけでなく、見ない力も養って、大切にしていきましょう。

見ない力を大切にすれば、悩んだり落ち込んだり不快になったりすることが大幅に減ります。

見ない力も、見る力と同じくらい大切です。

心が安定して、精神的な健康が保たれるのです。

いつも頑張りすぎるあなたに贈る言葉(26)
  • 「見ない力」を鍛える。
何度経験しても、台風慣れをしてはいけない。

いつも頑張りすぎるあなたに贈る30の言葉

  1. あなたは、いつも頑張っている。
    たまにはきちんと休んで、自分をいたわろう。
  2. 「人に頼るな」という言葉を、うのみにしてはいけない。
  3. まったく甘えない人が強いのではない。
    たまに甘える人が強いのだ。
  4. 弱音を吐くこともあっていい。
  5. 疲れているときは、外食やコンビニ弁当で済ませてもいい。
  6. 大きなアクシデントが起こったら、次の予定はキャンセルする。
  7. 悪口や噂話は、リレーしない。
    自分のところで遮断する。
  8. 友人の悪口が自分の耳に入っても、わざわざ本人には伝えない。
  9. 人の悪口は、言わない。
    自分の悪口も、言わない。
  10. 落ち込んでいるときは、ネガティブな心の声をシャットアウト。
  11. ストレス解消法が1つしかないのは良くない。
  12. ストレスを減らしたいなら、ノルマは作らないのがベター。
  13. 空いた時間に趣味を楽しむのではない。
    趣味の時間は、最初に確保する。
  14. 心がごちゃごちゃしたときは、寝るのが一番。
    寝たらすべてがうまくいく。
  15. 悩んだときは、名言集を眺めよう。
    ぴんときた言葉は、今の自分に必要な言葉。
  16. 悩みのループにはまったら「悩むのはおしまい!」で頭を切り替えよう。
  17. 景気の悪い話をされても、前向きな流れに変えていく。
  18. 断られても、憎まない、恨まない、腹を立てない。
  19. 頑張ったときは、贅沢を楽しもう。
    特別頑張ったときは、ワンランク上の贅沢を楽しもう。
  20. 自撮りの加工は、してもしすぎない。
  21. 「心技体」の3つの中で、最も大切な要素とは。
  22. 片付けや整理整頓が苦手なら、とことん物を減らせばいい。
  23. 「努力したけどダメだった」と言ってはいけない。
  24. 帰宅前の掃除と片付けを習慣にすると、すべてがうまくいく。
  25. 「仕事は重なるもの」という前提で構えておく。
    余裕がある今のうちに準備をしておこう。
  26. 心の平和を保つには「見る力」より「見ない力」のほうが大切。
  27. 何度経験しても、台風慣れをしてはいけない。
  28. 悪い出来事があれば「人間万事塞翁が馬」という言葉を思い出す。
  29. 「雑用しか任せてもらえない」と文句を言う暇があるなら、その雑用をしっかりこなす。
  30. 真っ暗でも、立ち止まらない。
    手探りでも、進む。

同じカテゴリーの作品

3:29

関連記事

© HAPPY LIFESTYLE CORPORATION