努力したにもかかわらず、残念な結果に終わることがあるでしょう。
努力が報われるとは限りません。
世間では「努力は必ず報われる」という声が聞かれますが、きれい事を抜きにすると、誤りです。
努力が必ず報われるなら、どれだけ良いでしょう。
それができれば悩むことはありません。
みんなハッピーになっています。
すべての人が夢や目標を叶えていて、みんなが思い通りの人生を歩んでいます。
残念ながら、努力が報われないことは普通にあることです。
しかも日常茶飯事です。
そうした努力が報われない場面で、よく聞かれる声があります。
「努力したけど、ダメだった」です。
何気ないつぶやきに思えますが、ここに注意があります。
最後の一言が余計です。
「ダメだった」は必要ありません。
「ダメだった」はカットしてください。
わざわざネガティブのセリフで締めくくる必要はありません。
ネガティブのセリフで締めくくると、嫌な余韻を引きずってしまい、くよくよさせる原因になります。
「努力した」でいいのです。
「今日も努力したけどダメだった」は「今日も努力した」と言い換えてください。
「今日も頑張ったけどうまくいかなかった」は「今日も頑張った」と言い換えてください。
これで十分です。
結果が出ても出なくても「努力したこと」「頑張ったこと」にフォーカスを当てるのです。
そうすれば、結果にかかわらず、達成感が得られます。
明るい気持ちでいられ、元気も出る。
きちんと努力ができた自分を認めることで、自己肯定感も高まります。
「これからも努力を続けよう」「まだまだ頑張っていこう!」となります。
自分にかける言葉は、常にポジティブであることが大切なのです。