片付けや整理整頓が苦手な人がいます。
「片付けるのが苦手です」
「整理整頓が下手で、なかなかうまくいきません」
「片付けや整理整頓をしても、すぐ散らかります」
片付けや整理整頓が本当にダメで「大の苦手」という人もいるのではないでしょうか。
片付けや整理整頓のスキルを身につけるのも1つの方法がですが、もっと大切なことがあります。
物を減らしてください。
普通に減らすのではありません。
これでもかと言うほど、徹底的に減らしましょう。
片付けや整理整頓が苦手な人の多くは「物の量が多い」という特徴が見受けられます。
部屋のあちこちにたくさん物があって、ごちゃごちゃしています。
物が多くなるにつれて、片付けや整理整頓の負荷も増えます。
「どこに置こうか」「どこにしまおうか」「どう並べようか」と考えることになり、脳に余計な負荷がかかります。
部屋がごちゃごちゃしているせいで、一つ一つの物に注意が向いてしまい、集中力が妨げられます。
その結果、物が放置され、ごちゃごちゃしていくのです。
片付けや整理整頓が苦手なら、まず物理的に物を減らください。
片付けや整理整頓のスキルを上げるより、まず物を減らすことから始めたほうが近道です。
できれば極限まで減らすことを目指したい。
生活に支障が出ない、ぎりぎりラインまで攻めてみましょう。
物が少なくなるにつれて、片付けや整理整頓の負荷が減ります。
物をゼロにすることはできなくても、減らすことならできるのではないでしょうか。
いらないものは、どんどん処分していきましょう。
どこかでもらった役立たない景品グッズは真っ先に処分対象です。
書籍・衣類・雑貨類・家具家電類にも目を向けてください。
「いつか必要になるかもしれない」と思うものであっても、実際はほとんど出番がありません。
使わなければ、ただのごみです。
金額が大きいものは、処分の抵抗感も大きくなりますが、持っていても仕方ありません。
1年以上使っていないものは「処分候補」として検討してください。
3年以上使用していないものは「完全に不必要」と判断して、潔く処分してしまいましょう。
家族や知り合いにほしい人がいれば、譲渡です。
他の人に使ってもらえるなら、処分の抵抗は小さくなるでしょう。
古本・古着屋・リサイクルショップで売るのもアイデアです。
上手に処分できるうえ、お金の足しにもなります。
見違えるほど部屋がきれいになるうえ、物が少ないおかげで散らかりにくくなります。
掃除の負荷も減って、片付けや整理整頓が楽になるのです。