自己肯定感を高めるために欠かせない意識があります。
それは「目的意識」です。
自己肯定感を高めるには、目的意識を持つようにしましょう。
もちろんたまには目的を持たない日常も悪くありません。
自然な流れに任せると、リラックスできます。
目標も目的も持たず、自由気ままに過ごすのもいいでしょう。
行き先を考えない散歩のように「気分に任せる」「流れに任せる」という過ごし方も味わいがあります。
緊張もプレッシャーもなく、自然体を実現できます。
リラックスできれば、ストレス解消にも役立ちます。
特別な出来事はなくても、有意義な時間を過ごせるでしょう。
しかし、自己肯定感が低い人は、目的意識のない状態が日常的になっています。
目的意識が日常的になると、ふらふら行動になりがちです。
周りに流さることが多くなるため、行動が中途半端になり、成功体験を積み重ねにくくなります。
目的がなければ「達成」という認識がなくなります。
「達成」という認識がなければ、達成感も得られません。
たとえ達成することがあっても、喜びや感動が半減するでしょう。
自分を認める機会が少なくなり、自己肯定感が欠如してしまうのです。
だからこそ、目的意識が大切です。
「これをしたい」「この生き方を実現したい」「この夢を叶えたい」と主張することです。
目的を持つと、ストレスが増える代わりに、パワーが生まれます。
緊張感が生まれますが、スピード感が生まれます。
落ち込むこともありますが、喜ぶことも増えます。
目的があるからこそ「達成」という認識も生まれ、達成感が得られます。
目的意識は、成長と向上の推進力に変わります。
目的を持つからこそ、生きる方向が定まり「頑張ろう!」という気持ちが湧きます。
自然と行動がスマートになり、表情も引き締まります。
結果として、自己肯定感の向上につながっていくのです。
目的意識がなくても生きていけますが、パワフルに生きるためにも、持っておいたほうがいいでしょう。
目的意識が自己肯定感に転化されるのです。