どんなスポーツにもルーツがあります。
楽しんでいるスポーツがあるなら、ぜひルーツを調べてみてください。
スポーツでは、ルールやマナーを覚えることが重視されます。
ルールがわかればもっと楽しくなり、マナーがわかればスムーズな試合ができます。
もちろんがルールもマナーも大切ですが、ルーツを知ることも同じくらい大切です。
ルーツのないスポーツは1つもありません。
どんなスポーツにも、必ずルーツがあります。
野球もサッカーもテニスも、ルーツがあります。
ラグビーやクリケットにも、ルーツがあります。
どんなスポーツにもルーツがあり、歴史があります。
「こんなルーツがあったのか! こんな歴史があったのか!」
ルーツを知ると、スポーツに対する愛着が深まります。
今までよりプレイが味わい深く感じられるようになるでしょう。
そして、ますますそのスポーツを好きになれるのです。
たとえば、テニスの起源は、中世のカトリック修道院で行われた遊びとされています。
当時は「ジュ・ドゥ・ポーム(手のひらの遊び)」と呼ばれ、修道士たちが手袋をはめた手でボールの打ち合いを楽しんでいました。
ところが、手のひらで打つのは痛みが伴い、繰り返すうちにだんだん耐えられなくなりました。
そこで代わりにグローブや船のかいなどの道具が使用されます。
さらにスピードを出すため長い柄も加わって、今のテニスへと進化していきました。
イギリスの国技クリケットは、13世紀に羊飼いの遊びとして始まったことがルーツとされています。
羊飼いが、仕事で使う棒状のスティックを使って石を投げて遊んでいたところ、だんだん本格的なゲームへと発展していきました。
最初からゲームとして始まったわけではなく、日常生活の延長から始まったのは面白いですね。
諸説があってはっきりしないものは、有力とされるものに注目してみるといいでしょう。
自分が楽しんでいるスポーツのルーツを調べてみてください。
私たちにはインターネットという文明の利器があります。
スマホを使えばすぐわかり、5分もあれば概要をつかめるでしょう。
ちょっとした手間でスポーツの愛着がぐっと高まるのですから、チェックしない手はありません。