ぼける人とぼけない人の、違いの1つ。
それは、スポーツです。
一言で「スポーツ」と言っても、するのと見るのとでは大きく違います。
天と地ほどの差があると言っていいでしょう。
まずスポーツをしている人は大丈夫です。
スポーツをしている人はぼけません。
ぼけの予防には、運動が効果的であることが証明されています。
体を動かすことは、脳の神経細胞を活性化させる働きがあります。
特に記憶をつかさどる海馬という領域は、一度死んだ細胞でも、運動を通して再生することが医学的に確認されています。
またスポーツをしていると、スポーツにおける喜怒哀楽といった感情を直接味わうことができます。
ぼけたくないなら、実際にスポーツをプレイして楽しむのが効果的です。
では、どんな人がぼけるのか。
スポーツを見てばかりの人がぼけるのです。
スポーツ観戦を楽しむのもいいでしょう。
スポーツ観戦が趣味の人もいれば、応援を生きがいにしている人もいるでしょう。
プロのスポーツ選手の活躍を見ると、充実した時間を楽しめるのは間違いありません。
しかし、スポーツを楽しむとはいえ、スポーツ観戦はあくまで受け身です。
スポーツを見ているだけでは刺激も限定されます。
プレーヤーのように、しっかり体を動かす場面がありません。
興奮や感動もありますが、プレーヤー本人が味わう感覚に比べると劣るでしょう。
スポーツ観戦なら、ぼうっとしていても楽しめます。
スポーツを見てばかりの人は、残念ながら、ぼけるリスクが高まるのです。
ぼけたくないなら、実際にスポーツを楽しむのが一番。
つまり、自分がプレーヤーになることが大切です。
自分がプレーヤーになることで、本当にスポーツを満喫できます。
しっかり体を動かし、汗を流し、充実した時間を送ることができます。
スポーツを通して「楽しい」「面白い」「嬉しい」という感動をダイレクトに味わえます。
勝つことの喜びや負けることの悔しさを味わうことも、ぼけ防止には効果的です。
適度なスポーツは、人生における充実感を高めます。
下手でも未熟でもマイペースでもかまいません。
団体競技が苦手なら、個人競技でもかまいません。
ジョギングやランニングなら、個人でも十分楽しめます。
過去の自分をライバルにして楽しめば、個人競技でいながら、ライバル心を燃やしながら取り組めるでしょう。
スポーツ観戦もいいですが、ぼけたくないなら、自分がプレーヤーになってスポーツを楽しむことが大切です。
スポーツをする人はぼけないのです。