相手と仲を深めたいなら、まず自慢話に注意しましょう。
自慢話で仲は深まりません。
自分を大きく見せたいと、つい自慢話をしがちですが、注意したいところです。
良かれと思って自慢話を話すと、逆効果です。
自慢話が好きな人はいません。
自慢話を話していると、自然と偉そうな話し方になって威圧感が出てしまい、相手に不快感を与えてしまいます。
承認欲求や自己顕示欲も目立ってしまい、相手はちょっと気疲れするでしょう。
相手はにこにこ楽しんでいるようでも油断はできません。
実際は表向きのスマイルであって、心の中ではストレスを感じていることがあります。
「あの人と会っても、自慢話を聞かされるだけ」
うっとうしく思われ、距離を置かれることになるのがオチです。
仲が深まるどころか、人が去っていくのです。
仲を深めたいなら、失敗談を話しましょう。
失敗談を話すと「自己開示」をすることになります。
失敗談は、興味を持って聞いてもらえるので、相手を引きつけます。
時には笑いを誘うことも少なくありません。
自分の恥ずかしい過去を話すことで、人間味が出て、親しみやすい雰囲気も広がります。
面白いことに、こちらが失敗談を話すと、相手も失敗談を話してくれるようになります。
「そうそう、実は私も似たような失敗があって……」
自分から恥ずかしい失敗を話すことで、相手も恥ずかしい過去を話しやすくなります。
自然とお互いが恥ずかしい話をさらけ出すことになり、結果として仲が深まっていくのです。
相手との仲を深めたいなら、自慢話ではなく、失敗談を話しましょう。
失敗を増やすためにも、日頃から新しいことにチャレンジしておくと良いでしょう。
失敗談には、人間関係を深める力があるのです。