寝付きを良くするためにはどうすればいいのでしょうか。
今すぐ簡単にできる方法があります。
就寝前に明日やるべきことをリストアップしてください。
これだけで入眠がスムーズになり、寝付きが良くなります。
私たちは普通に寝ようとすると、床について目を閉じてから余計なことを考えてしまいがちです。
「明日はあれをしないといけない。これもしないといけない。段取りはどうしようか」
翌日のタスクについて考えてしまい、頭の中をぐるぐる駆け巡り、なかなか思考が止まりません。
これを「マインドワンダリング」といいます。
マインドワンダリングの状態になると、かえって脳が活性化してしまい、これが入眠の妨げになるのです。
就寝前に明日やるべきことをリストアップすることで、この問題は解消されます。
明日やるべきことをリストアップしてから寝ると、頭の中が空っぽになるため、脳の負荷が下がり、入眠しやすくなるのです。
また翌日、起床直後にリストを見れば、今日やるべきことがすぐわかるため、仕事の着手もスピードアップします。
リストの書き方は、シンプルな箇条書きで十分です。
誰でも簡単にできる方法であり、効果も抜群です。
ほんの2、3分の時間を割くだけで寝付きが良くなるのですから、これほど楽なことはありません。
寝付きにお困りの方は、さっそく今日から試してみてください。
タスクリストは、いわば睡眠の処方箋なのです。