注文を言い終えたら、合図の一言を言っていますか。
「合図の一言?」と思う人もいるかもしれません。
レストランで注文する際、複数注文することがあります。
メイン料理だけでなく、飲み物やサイドメニューも一緒に頼むことがあるでしょう。
注文を終えた合図の一言がないと、店員さんは「これですべてなのかな?」と思います。
ここで大切にしたい合図の一言があります。
「以上です」という一言です。
実際のところ「以上です」と言う人は少ないのが現実です。
10人に1人です。
店員さんもプロです。
わざわざ言わなくても、店員さんはお客さんの言い方から注文を言い終えたことを感じ取ってくれるでしょう。
だからといって「言わなくていい」と考えるのはよくありません。
合図の一言がないと、注文終了の確信が持てません。
店員さんも人間であり、空気を読み違えることもあります。
「これで注文がすべてなのかな」と思います。
店員さんにとっては「以上です」の一言があると助かります。
「これで注文をすべて言い終えました」という合図になります。
ちょっとしたことではありますが、だからこそ大切です。
配慮の一言です。
この一言があるかないかで、注文のリズムが変わります。
余計な間がなくなって、注文のやりとりがスムーズになります。
面倒くさく感じるかもしれませんが、きちんと合図の一言を言うほうがいい。
注文が複数のときだけでなく、注文が1つだけのときも、できれば言ったほうが丁寧です。
にっこりした笑顔で「以上です」と言えば、ますます好印象がアップするのは間違いありません。
これが、気持ちのいいコミュニケーションです。
もちろん行きつけのお店で毎回同じ注文をしているなら、省略もできるでしょう。
しかし、そうでないなら油断は禁物です。
「以上です」の一言を言うくらい大したことではないはずです。
一瞬で終わる一言です。
時間も労力もかからず、何でもないことでしょう。
この一言が言えるかどうかで、注文のやりとりは変わります。
「以上です」と言うのは10人に1人ですが、あなたがきちんと言えば、その10人に1人になれます。
「丁寧なお客さん」という印象がぐっとアップします。
店員さんは自信を持って、調理室に注文内容を伝えることができます。