執筆者:水口貴博

外食で心がけたい30のマナー

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予約ができるお店なら、きちんと予約をしていく。当日であっても、できるだけ予約していくほうがいい。

予約ができるお店なら、きちんと予約をしていく。当日であっても、できるだけ予約していくほうがいい。 | 外食で心がけたい30のマナー

予約ができるお店なら、きちんと予約していきましょう。

「いちいち予約をするのは面倒くさい」

「別に予約をしなくてもいいのではないか」

「いちいち手間をかけなくても問題ないだろう」

もちろん予約なしで行くのもいいですが、席が空いているとは限りません。

満席の場合、また別のお店を探し直すことになって余計な労力がかかります。

おっくうに感じるかもしれませんが、予約は、より外食を楽しむための大切な習慣です。

予約をすれば、確実に席を確保できます。

安心してお店に行けるのは大きなメリットです。

お店によっては、予約で座席指定ができることもあります。

カップルだと伝えれば、眺めのいい席を案内してもらいやすくなるでしょう。

団体で行くなら、ふさわしい席を用意してくれるはずです。

たとえ当日であっても予約をしていくほうがいい。

「当日に予約するのは間に合わない」「店員さんの仕事を増やして迷惑にならないか」と思うかもしれませんが考えすぎです。

当日の予約であっても、席を確保する意味があります。

指定時間までに少しでも余裕があれば、より良い席に案内してもらえる可能性が高まります。

お店側から見ても、予約は好印象になる

お店からすると、予約をする人は丁寧なお客さんとして見られる傾向があります。

予約をすることで、お店の人は「手間をかけることのできるお客さん」「手間をかけるほど楽しみにしている」と実感します。

ポジティブな印象を与えるのは間違いありません。

丁寧なお客さんには丁寧に対応したいもの。

予約してお店に行くと、お店の人から気にかけてもらえ、より丁寧なサービスを受ける可能性がアップします。

たった電話1本で数々のメリットがあるのですからお得です。

予約をしてから都合が悪くなれば、キャンセルの連絡を入れればいいだけです。

ぎりぎりのキャンセルは迷惑になりますが、余裕を持ったキャンセルであれば問題ないでしょう。

高級レストランでないかぎり、キャンセル料金を取られることもないはずです。

予約は宣言でもあります。

お店に対して「きちんと行きます」という宣言になって責任を感じます。

予約というプロセスを経ることで、適度な緊張感が生まれ「しっかり楽しもう」という気持ちが高まります。

予約は1分もあればできることです。

1分の手間暇を惜しまないでください。

1分の手間暇で、当日の外食をより素晴らしくできます。

外食で心がけたいマナー(2)
  • 予約ができるお店なら、きちんと予約をしていく。
  • 当日であっても、できるだけ予約するようにする。
食券機のボタンを押すとき、乱暴になっていないか。
食券を手渡すとき、がさつになっていないか。

外食で心がけたい30のマナー

  1. お客さんの立場でも「サービス精神」は必要。
  2. 予約ができるお店なら、きちんと予約をしていく。
    当日であっても、できるだけ予約していくほうがいい。
  3. 食券機のボタンを押すとき、乱暴になっていないか。
    食券を手渡すとき、がさつになっていないか。
  4. ドレスコードで入店拒否されても、喧嘩腰にならない。
  5. 相席になっても嫌な顔をしない。
    笑顔で快諾する人になろう。
  6. メニューを開くやいなや、値段を見ていませんか。
  7. 呼び出しボタンを押してスルーされても、むっとしない。
    こういうときこそ、想像力の出番。
  8. 単語で注文する人は、お店の人からも食の神様からも嫌われる。
  9. 満席は怖くない。
    待ち時間にメニューを見れば、時間を有効に活用できる。
  10. 「少々お時間をいただきますが」と言われてむっとしない。
    「教えてくださってありがとうございます」と感謝する。
  11. 「大盛り無料」と言われて、食べきれる自信もないのにお願いしない。
  12. 注文を言い終えたら、合図の一言を言おう。
    「以上です」
  13. 注文内容を変更したくても、事情がないかぎり申し出ない。
  14. 外で買ってきたものを、店内でこっそり食べない。
  15. おかわり自由のドリンクバーだからといって、飲み散らかさない。
  16. 注文した料理を忘れられていても、むっとしない。
  17. 少しくらい接客態度が悪くても、いらいらしない。
    店員さんも、1人の人間。
  18. 飲食店であっても、席を譲る配慮は大切。
    声がけするあなたは、優しい人。
  19. ほかのお客さんと提供順が前後しても、いらいらしない。
  20. あらゆる料理は生もの。
    提供されたら、1分1秒でも早く食べ始めよう。
  21. カトラリーを落とすのが恥ずかしいのではない。
    ちょっとした不注意で騒ぐのが恥ずかしいのだ。
  22. 店員さんとため口で話すお客さんは嫌われる。
    店員さんと丁寧語で話すお客さんが愛される。
  23. テーブルマナーが身についていなくても落ち込まない。
    これから身につける楽しみがあるということ。
  24. 手が届きにくいものは、無理に手を伸ばしても見苦しいだけ。
    近くの人に一声かければ済む話。
  25. ストローをかじる癖ほど見苦しいものはない。
  26. フォーマルなレストランでは、料理に調味料を加えないのがマナー。
  27. 自分たちが寄せた席を、そのままにして退店していないか。
  28. 「ラストオーダーです」と言われても焦らない。
  29. カードの渡し方・受け取り方が、雑になっていないか。
  30. どれだけ最悪の外食でも、よかったところが1つくらいあるはずだ。

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