執筆者:水口貴博

外食で心がけたい30のマナー

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食券機のボタンを押すとき、乱暴になっていないか。食券を手渡すとき、がさつになっていないか。

食券機のボタンを押すとき、乱暴になっていないか。食券を手渡すとき、がさつになっていないか。 | 外食で心がけたい30のマナー

外食の際、お店によっては「食券機」が設置されています。

食券機が設置されていれば、口頭ではなく、食券を使って注文をします。

先にお金を払って、出てきた食券をお店の人に手渡します。

お店の人にとっても、注文や会計の手間を減らせるので便利です。

食券機のボタンを押すときを振り返ってみてください。

乱暴な押し方になっていないでしょうか。

ばんと叩くような押し方になっているなら要注意です。

ボタンを押す瞬間は、意外と店員の人から見られています。

乱暴な押し方をすると、乱暴な印象を与えます。

お店の人も「あの人は怒っているのかな」と感じるでしょう。

食券機のボタンを押す瞬間は、注文の瞬間と同じです。

押し方が乱暴だと「これを作れ!」と偉そうな命令のようにも見えるでしょう。

ボタンを押す音は意外と店内に響きます。

食券機のボタンを叩く音が大きいと、ほかのお客さんも驚かせてしまいます。

あまり強く押すと、強い衝撃のため、ボタンや食券機の故障につながることがあります。

食券機のボタンは、優しく丁寧に押しましょう。

ゆっくり軽く押すだけです。

特別なことでも難しいことでも何でもありません。

食券機は機械ですが、人であるかのように優しく接することが大切です。

食券機を手渡すとき

食券を手渡すときにも注意があります。

がさつな渡し方になっていないでしょうか。

投げるような渡し方になっていないでしょうか。

心当たりがあればイエローカードです。

食券を手渡すのは一瞬ですが、印象に関わる瞬間です。

がさつな渡し方は印象がよくありません。

「早く作れ!」「こっちは客なんだ」と言わんばかりの悪印象を与えるでしょう。

店員さんは不快な気持ちになります。

「このお客さんは感じが悪い」と思うに違いありません。

不快な印象が、調理に悪影響を及ぼす可能性もゼロではありません。

「お願いします」の一言を添えて、優しく丁寧に手渡しましょう。

軽く頭を下げながら笑顔で言えれば、100点満点です。

言葉を発しなくても、丁寧な態度でお願いすることが大切

食券を使えば、コミュニケーションをすることなく注文が可能です。

だからといって、態度が乱暴になっていいわけではありません。

食券機のボタンを押すときも、食券を手渡すときも、注文の大切な瞬間です。

言葉を発しなくても、丁寧な態度でお願いすることが大切です。

外食で心がけたいマナー(3)
  • 食券のボタンを押すときも食券を手渡すときも「丁寧」を心がける。
ドレスコードで入店拒否されても、喧嘩腰にならない。

外食で心がけたい30のマナー

  1. お客さんの立場でも「サービス精神」は必要。
  2. 予約ができるお店なら、きちんと予約をしていく。
    当日であっても、できるだけ予約していくほうがいい。
  3. 食券機のボタンを押すとき、乱暴になっていないか。
    食券を手渡すとき、がさつになっていないか。
  4. ドレスコードで入店拒否されても、喧嘩腰にならない。
  5. 相席になっても嫌な顔をしない。
    笑顔で快諾する人になろう。
  6. メニューを開くやいなや、値段を見ていませんか。
  7. 呼び出しボタンを押してスルーされても、むっとしない。
    こういうときこそ、想像力の出番。
  8. 単語で注文する人は、お店の人からも食の神様からも嫌われる。
  9. 満席は怖くない。
    待ち時間にメニューを見れば、時間を有効に活用できる。
  10. 「少々お時間をいただきますが」と言われてむっとしない。
    「教えてくださってありがとうございます」と感謝する。
  11. 「大盛り無料」と言われて、食べきれる自信もないのにお願いしない。
  12. 注文を言い終えたら、合図の一言を言おう。
    「以上です」
  13. 注文内容を変更したくても、事情がないかぎり申し出ない。
  14. 外で買ってきたものを、店内でこっそり食べない。
  15. おかわり自由のドリンクバーだからといって、飲み散らかさない。
  16. 注文した料理を忘れられていても、むっとしない。
  17. 少しくらい接客態度が悪くても、いらいらしない。
    店員さんも、1人の人間。
  18. 飲食店であっても、席を譲る配慮は大切。
    声がけするあなたは、優しい人。
  19. ほかのお客さんと提供順が前後しても、いらいらしない。
  20. あらゆる料理は生もの。
    提供されたら、1分1秒でも早く食べ始めよう。
  21. カトラリーを落とすのが恥ずかしいのではない。
    ちょっとした不注意で騒ぐのが恥ずかしいのだ。
  22. 店員さんとため口で話すお客さんは嫌われる。
    店員さんと丁寧語で話すお客さんが愛される。
  23. テーブルマナーが身についていなくても落ち込まない。
    これから身につける楽しみがあるということ。
  24. 手が届きにくいものは、無理に手を伸ばしても見苦しいだけ。
    近くの人に一声かければ済む話。
  25. ストローをかじる癖ほど見苦しいものはない。
  26. フォーマルなレストランでは、料理に調味料を加えないのがマナー。
  27. 自分たちが寄せた席を、そのままにして退店していないか。
  28. 「ラストオーダーです」と言われても焦らない。
  29. カードの渡し方・受け取り方が、雑になっていないか。
  30. どれだけ最悪の外食でも、よかったところが1つくらいあるはずだ。

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