優しい人は、いつもあなたの味方です。
困ったときは、いつでもあなたを受け入れてくれます。
傷ついたときは、優しく慰めてくれます。
ストレスがたまっているときは、いくらでも愚痴を聞いてくれます。
悩んでいることがあれば、いつも相談にも乗ってくれます。
うっかり迷惑をかけるようなことがあっても、怒らず、すぐ許してくれます。
優しい人がいると、気持ちが緩んで、ちょっとしたことで甘えたくなります。
いつまでも一緒にいたくなるでしょう。
優しい人は、まさに癒やしの存在。
優しく包み込み、受け入れてくれることは、何と幸せなことなのでしょう。
神様のように感じ「心の支え」と呼べるでしょう。
優しい人に救われ、いつもお世話になりますが、ここで注意があります。
優しい人に甘えるのはいいですが、甘えすぎないようにすることです。
必要以上に甘えてしまう。
べったりくっついて頼りすぎてしまう。
甘えてばかりで離れようとしない。
これではもはや「依存」です。
優しい人といるのは心地いいですが、べったり甘えてばかりいると、どんどん気が緩み、精神的に弱ってしまいます。
あまりに居心地がよくて慣れきってしまうと、優しさから抜け出せなくなります。
気づけば「依存体質」になってしまい、1人では何もできない状態になってしまうのです。
大切なことは「精神的な自立」です。
困ったとき、人に甘えることはあっても、過度には注意してください。
べったりするのではなく、最低限の分別と距離感を保ちましょう。
優しい人のところで、元気とパワーの充電ができたら、自分の足で立ち上がりましょう。
自分の意思で優しい人のもとから離れることです。
「優しくしてくれてありがとう。もう大丈夫。次は自分で頑張ってみるね」
次のステップに向けて、再び歩み始めましょう。
もし依存になるほど甘えているなら、自分にむちを打って、なるべく早く離れるようにしてください。
どんなときでも精神的な自立だけは大切にしたい。
いったん依存体質になってしまうと、抜け出すのが大変になります。
頼ることはあっても、べったり頼らないこと。
自分の道を歩くときは、自分の足で歩きます。
自分の将来を決めるときは、自分の頭で考えます。
優しい人が、親であれ友人であれパートナーであれ、考え方は同じです。
精神的な自立をしたうえで、お互いとも独立した存在として認め合う関係になるのが理想的です。
そうすれば、優しい人も喜んでくれます。
優しくしてくれた人の恩に報いたいなら、あなたが自立するのが一番です。
あなたが自立して強く生きることが、優しくしてくれた人への恩返しです。