先輩から注意を受けた。
上司にこっぴどく叱られた。
友人からひどいことを言われた。
ショッキングな出来事があると、心に大きなダメージを受けます。
そんなとき、落ち込んで涙を流しそうになるかもしれません。
「悲しい」「落ち込んだ」「心が傷ついた」とわめきたくなる人もいるはずです。
中には「何てひどいことを言うのだろう」と、相手を恨んだり憎んだりする人もいるかもしれません。
しかし、わめいたところで仕方ありません。
むしろわめけばわめくほど、どんどん心の傷口が広がって、悪影響が大きくなります。
あまりわめいていると、あなたの周りから人が逃げていきます。
人を恨んだり憎んだりすることほど、人生で無駄なことはありません。
ましてや仕返しをするのは言語道断です。
では、ショックを受けたらどうするか。
ショックを受けたら、こう考えましょう。
「おかげで気合が入った」と。
愛のむちで、心をぴしっと叩かれました。
痛いかもしれませんが、愛のむちには、愛があります。
つらいことではなく、ありがたいことです。
苦しいことではなく、感謝すべきことです。
先輩から注意を受けたとき、いらいらするのではありません。
「おかげで気合が入りました。ありがとうございます!」と感謝しましょう。
上司にこっぴどく叱られたときも、落ち込まない。
「気合が入った」と考え、指摘を誠実に受け止め、自分のプラスに変えましょう。
友人からショッキングなことを言われたときも、相手を嫌いになるのではありません。
「これは気合を入れる出来事だ」と自分に言い聞かせます。
そうすれば、ショッキングな出来事も前向きに受け止められるようになります。
傷つく出来事だと思うから、ショックになります。
気合を入れる出来事と思えば、感謝になります。
気合に変えることができれば、悪い出来事があっても怖くありません。