同棲は、2人で協力しながら歩んでいく生活です。
困ったとき、パートナーの能力に助けられることもあるでしょう。
悩んだとき、パートナーが相談に乗ってくれることもあるでしょう。
落ち込んだとき、パートナーの励ましや優しさに助けられることもあるでしょう。
たしかに同棲は、二人三脚。
2人で協力しながら歩んでいく生活です。
助けたり助けられたり、頼ったり頼られたりするからこそ、2人の絆も愛情も深めていけます。
「パートナーのおかげで生活できている」
頼りになる人なら、いつの間にかパートナーに依存することもあるのではないでしょうか。
しかし、パートナーに依存をしても、しすぎないように注意してください。
パートナーがいないと、朝起きることができない。
1人では、何も問題を解決できない。
家事に関しては、パートナーに頼ってばかり。
これでは、完全にパートナーに依存しきっている状態です。
もしパートナーがいなくなれば、何もできなくなります。
それどころか、生きる力と希望を失ってしまうでしょう。
人生の絶望に陥り、人生がめちゃくちゃになってしまうかもしれません。
依存をしても、しすぎないこと。
同棲は、2人で暮らしても、基本は1人です。
大切なのは「自立した人間力」です。
2人で協力をしつつも、基本は1人であることを意識することが大切です。
万一、破局することになったとしても、自分の力で生きていける力は必要です。
自分に問いかけ、イメージをしてみてください。
「もしパートナーがいなくなれば、自分は生きていけるだろうか」と。
もし「生きていけない」と思うなら、健康上の理由がある場合を除いて、すでに依存が過度になっているのかもしれません。
事情がある場合は仕方ありませんが、少なくとも精神面だけは自立しておくことが大切です。
2人で協力ができるのは、あくまで自立した人間力があるからです。
自立した人間力があるからこそ、しっかりした支えとして存在できます。
自立した人間力は、なくて困ることはあっても、あって困ることはありません。
心のどこかで「自立した自分」を保ち、成長させていく意思と努力が大切です。