習慣とは何か。
習慣とは、生活の中で繰り返し行う、決まった動作のことをいいます。
「習慣」と聞けば、どんなイメージを思い浮かべるでしょうか。
節約の習慣、運動の習慣、早寝早起きの習慣。
やはり生活に関係した行動パターンをイメージすることが多いのではないでしょうか。
もちろんどれも代表的な習慣ですが、多くの人が見落としている習慣があります。
口癖なのです。
習慣と言えば、私たちは「行動」ばかりに注意が向き「口癖」を見落としがちです。
口癖も、習慣の1つです。
ネガティブな口癖に心当たりはありませんか。
「だるい」
「しんどい」
「ばかだね」
「くだらない」
「どうせうまくいかない」
「今なら無理でしょう」
ふと自分が口にする言葉に注目です。
何気なく口にする口癖は「言葉の習慣」と考えることです。
自分が発する言葉を一番聞いているのは、自分です。
ネガティブな口癖があると、ネガティブな言葉を自分が聞くことになります。
知らず知らずのうちに、ネガティブ思考に陥り、自信喪失やモチベーションの低下を招いているのです。
自分の口癖による悪影響に、自分でも気づいていないことがあります。
いま一度、自分の口癖を振り返ってみてください。
普段から元気が出ないなら、実は自分の口癖が原因という可能性があります。
もしネガティブな口癖に心当たりがあれば、今すぐ意識をしてやめるようにしましょう。
代わりに、できるだけポジティブな口癖を身につけるように努力してみてください。
口癖を変えるのは難しいかもしれませんが、発する言葉の種類を変えるだけです。
悪い口癖がついているなら、よい口癖に変えるだけのこと。
「かわいい」
「きれいだね」
「素晴らしい」
「楽しんでいこう」
「これからが本番」
「きっとうまくいくよ」
ポジティブで前向きな言葉を口癖にすれば、自然と明るい雰囲気が出てくるでしょう。
自分で自分を励ましたり元気づけたりする効果があるので、自然とモチベーションも高まり、疲れにくくなります。
習慣を身につけるには、最低でも3週間は必要といわれています。
時間はかかりますが、一度身につけば、自然と体が動き出すので楽になります。
口癖を変えるだけで、あなたの雰囲気は変わります。
暗かった雰囲気が、明るくなるでしょう。
もともと明るい雰囲気なら、もっと明るくなるでしょう。
そして、自然と幸せそうな雰囲気が出て、どんどん人が寄ってくるようになります。
「できない」と思っていると一生できません。
1つずつでもいいので、根気よく口癖の改善をしていきましょう。
口癖を変えるだけで、生まれ変われます。