ライオンのように見えても、優しい性格だったりします。
怖い表情の人でも、話をすると意外に優しくて、驚くことがあります。
大切なことは、自分で自分の顔を1から作れないということです。
たとえば、あなたもそうです。
あなたの顔は、自分で作った顔でしょうか。
いいえ、自分が好き好んで作った顔ではありませんね。
生まれつき備わっています。
生まれる前に「こういう顔がいいな」と、自分で希望したわけではありません。
あなたがそうであるように、相手もそうです。
たとえ、怖い顔をしている人でも、好んで怖い顔をしているとは限りません。
たまたま、生まれつきの顔が、そういう顔です。
「怖い顔だから怖い人」と決め付けるのはよくありません。
あなたは今まで「怖いなあ。話しかけるのをやめよう」と思い、多くの人間関係のチャンスを捨てています。
気づかないうちにです。
見た目だけではわかりません。
顔は、単なる仮面です。
たまたまかぶっている仮面が怖い仮面であって、中身はまだわからないと考えることです。
「怖く見えても、実はいい人かもしれない」と考えてみましょう。
そう考えると、怖い人にも話しかけることができ、人間関係の出会いのチャンスが飛躍的に広がります。