苦労のない仕事はつまらない。
苦労のない仕事は誰でもできます。
誰でもできる簡単な仕事もいいですが、なかなかやりがいや達成感が生まれません。
簡単だからこそ、自分の代わりにできる人も大勢います。
もちろん簡単な仕事もいいですが、仕事の醍醐味は、なんと言っても「苦労」です。
難しい仕事なら、創意工夫と試行錯誤しながら解決策を考えます。
大量の仕事なら、時間をかけてこつこつ進めます。
心配事に苦しめられ、不安に追いかけられ、悩みに振り回されます。
苦労の多い仕事は、達成するまで時間もかかり、それだけ大きなストレスが伴います。
精神的にも肉体的にもつらいことの連続です。
途中で何度諦めようとしたでしょうか。
頭の中に「諦め」の文字が浮かんでも、振り払って粘ります。
「もう少し」「もう一歩」「もう一晩」を繰り返し、こつこつ前に進んでいきます。
苦労が多い仕事は、つらくて大変ですが、悪いことばかりではありません。
今はつらくて大変であっても、後から素晴らしいご褒美が待っています。
大きな達成感です。
大きな達成感を得るためには、まずしっかり苦労しておかなければいけません。
簡単な仕事なら苦労がないので、小さな達成感しか味わえませんが、難しい仕事なら苦労が多いので、大きな達成感が味わえます。
苦労の量に比例して、達成感も大きくなります。
ストレスをためるのはいけませんが、苦労をためるのはOKです。
仕事に苦労を重ねている今は、大きな達成感を得る条件が整っている段階です。
苦労が多ければ多いほど、仕事を終えたとき、大きな達成感が味わえます。
涙が出るほど嬉しくて、叫びたくなるほどの達成感です。
思い出になるほどの達成感は、いつでも得られるものではありません。
雄たけびを上げたくなるほどの達成感は、もはや一生の思い出にもなります。
今のうちにたくさん苦労しておきましょう。
大きな達成感に期待しながら、今はしっかり苦労しながら仕事に取り組むのみです。
苦労、苦労、また苦労。
どんどん苦労を重ねていきましょう。
必要な苦労はしっかり味わっておくことです。
「苦労の多い仕事ができるのは幸せ」と思うことです。
長期戦を覚悟して、簡単には諦めないと誓いましょう。
諦めそうになっても「ここまで来たらやり抜くしかない」と思えば、気力が湧いて、踏ん張れます。
疲れても、適度に休憩を入れれば、長期戦にも対応できます。
困難の壁が壊れるのは、あと少し。
苦労を重ねた仕事から、大きな達成感が生まれるのです。